*08:26JST 今日の為替市場ポイント:リスク選好的な為替取引は抑制される可能性
13日のドル・円は、東京市場では142円80銭から143円87銭まで反発。欧米市場では143円67銭から144円48銭まで反発し、144円10銭で取引終了。本日16日のドル・円は主に144円を挟んだ水準で推移か。イスラエルとイランの戦闘継続でリスク選好的な為替取引は引き続き抑制される可能性がある。
報道によると、ドイツのワデフル外相は6月15日、フランス、英国とともに核開発問題でイランと協議を行う用意があると表明した。ワデフル外相はドイツの公共放送(ARD)に対して、「ドイツはフランス、イギリスとともにイランに核開発プログラムに関する即時交渉を申し出ており、イラン側に受け入れられることを期待している」と述べた。なお、トランプ米大統領は15日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、「われわれはイランとイスラエル間の合意を容易に成立させ、この紛争を終わらせることができる」との意見を伝えている。イランの核開発問題を巡る6回目の協議は中止されたが、トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領は14日に電話会談を行っており、市場参加者の間からは「この問題についてロシアがどのように対応するのか注目している」との声が聞かれている。
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