*15:11JST 豪ドル週間見通し:下げ渋りか、中東情勢の安定化は好材料
■下げ渋り、中東情勢安定化による株高を意識
今週の豪ドル・円は強含み。中東情勢の改善を受けてリスク回避の豪ドル売り・円買いは縮小。原油先物は反落したが、主要国の株安は一服し、今度は株高が期待されたことでリスク選好的な豪ドル買い・円売りが観測された。米国の9月利下げ観測が広がったことも豪ドル買いにつながった。取引レンジ:93円28銭-94円84銭。
■下げ渋りか、中東情勢の安定化は好材料
来週の豪ドル・円は下げ渋りか。中東情勢の安定化は好材料。原油価格は反落したが、世界経済の不確実性は低下しており、リスク回避的な豪ドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。米ドル・円相場に大きな動きがない場合、豪ドル・円は下げ渋る可能性がある。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・7月3日:5月貿易収支(4月:+54.13億豪ドル)
予想レンジ:93円00銭-96円00銭
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