*06:27JST NY為替:米労働市場が底堅く早期利下げ観測後退
24日のニューヨーク外為市場でドル・円は146円35銭から147円02銭まで上昇し、146円99銭で引けた。米先週分新規失業保険申請件数が予想外に前回から減少し、労働市場の底堅さが証明され、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測後退でドル買いが優勢となった。米6月新築住宅販売件数や7月製造業PMI速報値が予想を下回り、伸び悩んだ。
ユーロ・ドルは1.1731ドルへ下落後、1.1789ドルまで上昇し、1.1746ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り政策金利据え置きを決定。ラガルド総裁が成長見通しは下方としながらも、経済の強さに言及したため年内の利下げ観測が後退し、ユーロ買い戻しが優勢となった。ユーロ・円は172円14銭から172円92銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3562ドルへ上昇後、1.3503ドルまで下落した。ドル・スイスは0.7931フランまで下落後、0.7961フランまで上昇した。
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