*13:57JST 米国株見通し:下げ渋りか、調整継続も貿易交渉進展に期待
(13時30分現在)
S&P500先物 6,413.50(+12.00)
ナスダック100先物 23,408.00(+30.50)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は84ドル高。米金利は弱含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
24日の主要3指数はまちまち。続伸のナスダックと4日連続プラスのS&Pはいずれも最高値を更新、ダウは316ドル安の44693ドルと3日ぶりにマイナスへ沈んだ。この日発表された新規失業保険申請件数は強い内容となったが、PMIは製造業が悪化。長期金利の低下で買いが入りやすい地合い。ただ、決算発表でアイビーエムは市場の期待を下回り、相場を圧迫。全般的に利益確定や持ち高調整の売りが指数を押し下げる場面があった。
本日は下げ渋りか。主要指数の過去最高値圏での推移を受け、利益確定や持ち高調整の売りが出やすい。リストラをめぐる赤字拡大のインテルは売り継続の半面、買戻しも期待される。来週開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に緩和的な政策スタンスへの期待は後退し、買いは入りづらいだろう。一方、トランプ政権の貿易相手国との協議進展が好感されれば、過度な下げを抑制。特に、欧州連合(EU)との交渉が注目され、関連セクターは物色されよう。
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