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【注目トピックス 日本株】株式会社フィル・カンパニー×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(3)

*12:33JST 株式会社フィル・カンパニー×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(3)
フィル・カンパニー<3267>

続いて、「フィル・パーク」と「プレミアムガレージハウス」のエリア別の実績件数となります。北は仙台から南は福岡まで実績があります。

これまで首都圏を中心に事業展開してまいりましたが、案件の引き合いが全国からあり、都度、東京から対応しておりました。昨年の10月、いよいよ熟したと判断し、関西に支店を開設しましたので、今後は関西エリアでの実績件数をさらに増やしていきます。次は、名古屋支店の進出を検討しております。

続いて、当社の創業からの全体感についてご説明いたします。創業からこれまでの20年を、コロナ禍の3年間を除き、3つの「創業期」に位置づけております。

まず、2005年の創業から2016年のマザーズ上場までの期間が「第一創業期」となり、この期間は、駐車場の上部空間を活用するというアイデアをビジネスモデルとして確立し、収益性を確保した時期となります。

次に、2016年末から2019年12月の東証一部市場変更までを「第二創業期」と位置づけています。ここでは少数精鋭体制のもとで事業拡大を進め、成長が加速した時期でした。売上高は70億円、営業利益は11億円に達しております。

そして、3年間にわたるコロナ禍を経て、2023年11月期からを「第三創業期」と定義しています。コロナ禍を抜け、ここから再び会社を成長軌道に乗せなければならない、というフェーズに入ったと認識しています。ただし、これまでのような少数の人材に依存するやり方では、成長に限界があります。

これからは、組織の力でビジネスを展開し、飛躍的なスケール化を果たさなければならないと考えています。この点を最大の経営課題と捉え、中期経営計画を策定いたしました。

この中期経営計画の目標は、持続的な成長の基盤となる体制と仕組みの構築です。3年間で売上高を2.5倍に拡大し、100億〜150億円規模を目指す実行計画となっています。

まず、第1改革である「事業プロセス改革」では、事業モデルのスケール化を目的に、営業プロセスの構造改革やDX化を推進しています。

第2改革は「組織改革」です。組織開発や人材開発を通じて、従業員のエンゲージメント向上を図っています。どれだけ優れた仕組みを構築しても、その中で働く従業員がモチベーション高く、責任を持って業務にコミットしなければ、改革は実現できません。

第1改革が“ハード”とするならば、第2改革は“ソフト”であり、この両輪が揃って初めて、改革が前進すると捉えています。

また、中期経営計画の達成にとどまらず、その後のさらなる成長に向けた「種まき」にもすでに着手しております。

これが、第3の改革である「事業ポートフォリオの変革」です。新規事業の育成や、インオーガニックによる成長も視野に入れて取り組んでまいります。

続いて、7月11日に発表いたしました2025年11月期第2四半期の業績について、ご説明させていただきます。

足元では、業績の先行指標である受注残高が順調に増加しており、第三創業期として進めている経営改革の成果が、着実に表れはじめていることを実感しております。

こちらのグラフは、各事業年度の上期における売上高および営業利益の推移を示したものです。今期第2四半期の業績は、前年同期比で大幅な増収増益となり、売上高は約3倍となり、黒字転換を果たすことができました。

株式会社フィル・カンパニー×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(4)に続く

<KM>

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