*08:41JST 米雇用情勢がさらに悪化した場合、年内3回の利下げは十分あり得る
報道によると、米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン副議長はカンザス州銀行協会向けの講演原稿で「軟調な雇用指標はこれまでに見られた緩やかなペースを大きく下回っており、労働需要の大幅な弱まりが原因の可能性が高い」、「7月の会合で行動すれば、労働市場の状況がさらに悪化し、経済活動がさらに弱まるリスクを事前に回避できただろう」と述べた。ボウマン副議長は年内3回の利下げが適切との見方を伝えている。市場参加者の間では9月を含めて年内2回の利下げが有力視されているが、一部からは「雇用情勢がさらに悪化した場合、年内3回の利下げは十分あり得る」との声も聞かれている。
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