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投資

2年で資産17.5倍を実現した元証券マン・かぶカブキ氏が明かす「50倍株」の探し方 基本は決算書を読み込むこと、“8%以上下がったらいったん損切り”の売買ルールも

狙い目は時価総額1000億円以下の小型成長株

 では、具体的にどうやって10倍株、50倍株を狙うのか。

「1年あれば2倍、3倍はもちろん、10倍になる銘柄はゴロゴロある。特に大化け株は業績に急激な変化があるのに、その成長にふさわしい評価を受けていない企業。大型優良株ではなく、時価総額1000億円以下の小型成長株が基本です」

 銘柄選びのツールは、誰でも目にできるもので十分という。

「まず銘柄を絞り込むには、株探ニュースの『イチオシ決算』は必見。好決算銘柄を抽出してくれるので、そこから気になる企業の決算短信をはじめ開示資料を深読みしていく。過去にないレベルで業績向上しているか、その背景を調べて一時的な伸びではないか、などと確認していきます」

 売買ルールも徹底している。

「買いのタイミングは底値圏よりも、株価が上り調子で、まだまだ値上がりが見込めそうな時が多い。そして、自分自身が間違える可能性もあるので、8%以上下がった銘柄はいったん損切りするようにしています」

 そんなかぶカブキさんはこれまでの投資ライフを振り返ってこう語る。

「何度も失敗した自分でも粘り続ければ、余裕のある生活ができるようになった。センスがなくても努力で挽回できます」

 辛酸をなめてきた投資家の言葉だからこそ耳を傾けたい。

 関連記事【《2年で資産17.5倍》元証券マン・かぶカブキ氏が厳選する急成長期待の4銘柄 決算書を読み解き「50倍株」を見つける方法を解説】では、かぶカブキさんが注目する「急成長期待の4銘柄」を詳しく紹介している。

※週刊ポスト2025年8月29日・9月5日号

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