どうやって10倍株、50倍株を狙うのか(写真:イメージマート)
日経平均株価が1年1か月ぶりに史上最高値を更新した。そうしたなかで10倍、50倍といった上昇が見込める“大化け期待株”を狙いたいと考える投資家も少なくないだろう。いったいどうやって探せばよいのか──。“ヘタレトレーダー”からの逆転を果たし、2023年には著書『決算書3分速読から見つける10倍株ときどき50倍株』(KADOKAWA)を上梓した、元証券マン・かぶカブキさん(42)が、大化け株を見つける投資術を紹介する。
証券会社の“ヘタレトレーダー”だったかぶカブキさんにとって、営業職への転身が大きな転機となった。勝ち組投資家の身近で学べる営業マンの特権を生かし、3年半ほど経験を重ねて、2019年に独立を決意。かぶカブキさんが元手94万円で再び始めた投資は、1年11か月で1646万円と17.5倍に。そこに500万円を追加して、いまや6000万円超になったという。
「そのなかには株価が50倍以上になった銘柄もありました。太陽光パネルメーカーのAbalanceです。ベトナムの太陽光パネル会社を子会社化して営業利益が5倍以上になるなど急激な変化を見せ、それまで250円台だった株価は3年で1万3600円台へと50倍以上になりました」(以下、「」内コメントはかぶカブキさん)