男性客がスマホで女性客を盗撮
女性店員だけでなく、女性客が迷惑行為の被害に遭うこともある。都内に住む会社員の女性・Bさん(30代)は、盗撮の被害にあったことを明かす。
「パチンコは好きでよく打つんですが、スカートでホールに行った時に、隣で打っていた20代後半くらいの男性客に足元の写真を撮られたことがあります。その男性客は電子タバコか何かを床に落として、それを拾うためにしゃがんだんですが、その時、手にはスマホを持ったままで、しかもカメラが起動した状態だったのが見えたんです。私の足の写真を撮っていたんだろうなと確信しました。
その場で、盗撮されたと店員に報告しようかとも思ったんですが、男性客に顔も見られていたかもと思ったら怖くなって、そのまま逃げ帰ってきてしまいました。その一件以降、そのホールには行っていません」
カップルシートでいちゃいちゃを見せつける
直接的なセクハラではなく、間接的な形での性的な迷惑行為を目撃した人もいる。埼玉県に住む自営業の男性・Cさん(40代)が、自身の体験を語る。
「15年くらい前、私が週に3回ほどのペースで通っていた大型のホールがあったんです。そこは店内が広く、2台のパチンコ台が並んでいるところに2人掛けの椅子が設置してあるカップルシートもありました。
そのカップルシートで、濃厚にいちゃつく常連のカップルがいたんです。仲良く打っているというレベルではなく、打ちながら抱きついたり、キスをしたり……。そのカップルは、そこそこの頻度で来店していて、毎回のようにいちゃついていました。もはや、見せつけるのが目的のような雰囲気で、なるべくカップルシートの近くでは打たないようにしていました。間接的なセクハラだったと思います」