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投資

【ドル円週間見通し】伸び悩みか 今週は米雇用情勢が焦点

今週のドル円はどう動く?

今週のドル円はどう動く?

 投資情報会社・フィスコが9月1日~9月5日のドル円相場の見通しを解説する。

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 今週のドル円は伸び悩みか。低調な米経済指標で早期利下げ観測が広がっているが、米トランプ政権の政治圧力も問題視され、ドルの下押し圧力は消えていない。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長はジャクソンホール会合での講演で、目先の緩和的な政策方針に理解を示した。それを受け、16-17日開催のFOMCでは、大半の市場参加者は0.25%ポイントの利下げを見込んでいる。

 それに向け、米雇用情勢が焦点になる。9月5日発表の米8月雇用統計は失業率が4.3%、非農業部門雇用者数は前月比+8.0万人の見通し。7月開催のFOMCでは雇用情勢の悪化がテーマになったことが、その後の議事要旨で明らかになっている。そのため、雇用統計が7月分に続いて低調な内容だった場合、9月利下げの可能性は一段と高まり、リスク回避的な米ドル売り・円買いが強まりそうだ。

【米・8月ISM製造業景況指数】(9月2日発表予定)
 9月2日発表の8月ISM製造業景況指数は前回の48.9と、前回48.0から改善の見通し。ただ、節目の50を下回る状態が続けば、ドルの買戻しは小幅にとどまる。

【米・8月雇用統計】(9月5日発表予定)
 9月5日発表の米8月雇用統計は失業率が4.3%、非農業部門雇用者数は前月比+8.0万人の見通し。前回並みの低調な内容なら、9月利下げを確実視したドル売り要因に。

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