*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:弱含みか
本日の東証グロース市場250指数先物は、弱含みとなりそうだ。前日2日のダウ平均は249.07ドル安の45295.81ドル、ナスダックは175.92 pt安の21279.63ptで取引を終了した。連邦控訴裁判所によるトランプ政権の関税措置を無効とする判断を受け不透明感が強まったほか、さらに、主要先進国の財政問題悪化を警戒した他市場の流れに連れ、寄り付き後、下落。8月ISM製造業景況指数も予想を下回り景気減速を警戒した売りにも拍車がかかり、一段安となった。長期金利の上昇でハイテクも売られ、相場の重しとなり、終日軟調に推移。終盤にかけ下げ幅を縮小し、終了した。
下落した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は、弱含みとなりそうだ。米国の株安と長期金利上昇に加え、VIX指数も上昇するなど外部環境が軟化している。夜間取引の下落により、5日・25日の両移動平均線がデッドクロスしたほか、日足一目均衡表の基準線を下回ったため、テクニカル的な売りも意識されやすい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt安の771ptで終えている。上値のメドは775pt、下値のメドは760ptとする。
<SK>