*15:00JST 芙蓉総合リース---芙蓉総合リース、シアトル近郊で賃貸集合住宅を共同開発
芙蓉総合リース<8424>は5日、住友林業および熊谷組、米大手不動産開発会社Trammell Crow Residential(TCR)と共同で、米ワシントン州シアトル近郊に賃貸用集合住宅の開発を行うと発表した。物件名は「Alexan Eastgate」で、総戸数388戸、地上8階建て。着工は2025年9月、賃貸開始および竣工は2028年12月を予定している。
本物件は、1~3階が鉄筋コンクリート造(RC造)、4~8階が木造枠組壁工法(2×4工法)の混構造で建設される。全体構造に木材を活用することで、建設コストの抑制およびCO2排出量削減による脱炭素への貢献も図る。また、フィットネスセンターやルーフトップデッキ、オフィススペース、ペットケア設備などの共用施設を備え、ヤングプロフェッショナルからファミリー層、中高年層まで幅広い入居者ニーズに対応する設計となっている。立地はシアトル都市圏東部のイーストゲート地区で、交通利便性が高く、生活環境と教育環境の双方に優れる地域である。
芙蓉総合リースは、住友林業との共同での米国不動産開発事業として、ESG 配慮型不動産開発私募ファンド、カリフォルニア州ロサンゼルス郊外モンクレア市、ワシントン州シアトル郊外ショアライン市での賃貸用集合住宅開発事業に参画してきた。今回はこれらに次ぐ共創事業となる。本プロジェクトへの参画を通じ、社会生活に豊かさ・利便性を創出することで、豊かな社会の実現と持続的な成長に貢献する。
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