*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:利益確定売りで4日ぶりに反落
9月9日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比3pt安の772pt。なお、高値は786pt、安値は767pt、日中取引高は3720枚。前日8日の米国市場のダウ平均は反発。金利の低下を好感し、寄り付き後、上昇。ただ、今週発表が予定されている消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)待ちで様子見気配も強く、終日売り買いが交錯した。同時に、労働市場の減速で9月連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利下げ期待も高まり特にハイテクを支え、相場は底堅く推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大。ナスダックは過去最高値を更新し終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比変わらずの775ptからスタートした。米国の金利低下やナスダックの上昇などを受け、9時頃にかけて上伸したものの、買い一巡後は上値の重い展開。
目先の過熱感が警戒される中、週足のボリンジャーバンドが陰転したこともあり、利益確定売りが膨らんだ。一部海外投資家による日経平均先物の反対売買が指摘されたことで、午後も売りが優勢となり、4日ぶりの反落となる772ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、GENDA<9166>や弁護士ドットコム<6027>などが下落した。
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