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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、米大幅利下げ観測も円売りが下支え

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、米大幅利下げ観測も円売りが下支え
9日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利下げへの思惑から、ドル売り継続の見通し。ただ、日本の財政悪化への警戒感から円売りは継続し、ドルをサポートしそうだ。

前日の取引で石破首相の退陣を受け日本の財政運営への懸念が浮上し、序盤から円売りが目立った。取引中盤には米長期金利の低下を背景にドル売りが強まる場面もあったが、円高は限定的に。一方、フランスの政局リスクが警戒されたものの、ユーロの買戻しにより1.17ドル半ばに浮上し、ドル・円は147円前半に値を下げた。本日アジア市場でドル売り先行も、日経平均株価は一時プラスで推移し、円売りがドルをサポートした。

この後の海外市場は、来週開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)が意識されやすい。雇用情勢の悪化を受け0.25%の利下げは確実視されるなか、0.50%の大幅利下げ観測も浮上し、ドル売りに振れやすい地合いとなりそうだ。10日に発表される米生産者物価指数(PPI)は鈍化が予想され、利下げ期待を強める材料になりやすい。他方、政権交代に伴う減税観測や財政悪化懸念は引き続き円売り材料となりやすく、市場心理に断続的に作用する。

【今日の欧米市場の予定】
・特になし

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