*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:【話題株から抜粋】投資環境は良好ゆえに素直に思惑期待のある株【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2025年9月21日10時に執筆
米FOMCそして日銀の金融政策決定会合を無事に通過して、ここから日本株はもう一段階勢いに乗るのでしょうか。日本は総裁選という大イベントを10月4日に控えておりますので、それまでの相場を注視しながら話題性や思惑のある銘柄を狙っていきたいです。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
9月16日~19日の日経平均はボラティリティが大きい印象がありながらも、長期的に見れば25日移動平均線を下値に上昇トレンドを形成してきました。これからも史上最高値を更新してもらえればいいのですが…そう上手くはいかないというのが相場というものです。
9月19日、日銀の金融政策決定会合でこれまで買い入れてきたETFの売却を発表しました。このサプライズで19日の後場から見事に急落してしまいましたな。同日に発表された高市早苗氏の正式な出馬表明で一時は盛り返したものの、植田総裁が100年以上かかると言及しているETFの売却は、中長期でボディブローのように効いてくるかもしれません。
ポジティブな材料もあればネガティブな材料も噴出し、そうなると幅広く銘柄を保有する事はある意味リスクとも取れそうです。素直に話題性のある銘柄や思惑期待が高い銘柄に絞っていく事でパフォーマンスが上がる可能性も考えられます。やはり全体が下るときには底堅く、全体が上がる時はしっかりと上昇する銘柄を保有していきたいものです。
さて、総裁選まで急ピッチで準備が進められてきました。投資家達が歓迎するような結果になるのか注視しつつも、総裁選に関連が無いのに好パフォーマンスを発揮している銘柄があれば見逃さないようにしたいものです。今回は話題性や思惑のある銘柄をしっかりチェックして参ります。
長期の下落基調から底を打ってトレンド転換の兆しが見えてきたKLab<3656>は、GPU AIクラウド事業への参入や「ドラゴンクエストスマッシュグロウ」の開発参加の発表が好感されました。小型の低位株で個人投資家が手を出しやすい事もあり、業績は軟調でも思惑買いが流入しているようです。新たな材料にも期待してみたいですな。
9月12日に好決算を発表したINTLOOP<9556>は、しっかり動意して年初来高値を更新してきました。フリーランスを活用したコンサルティングや人材派遣などを展開している同社は、26年7月期も最高益を更新する予想です。特に昨今は企業によるG検定の奨励など、AIに特化した人材のニーズが目立ちますねぇ。
同じく9月12日に決算を発表後に動意したGENDA<9166>は、堅調に売上を拡大している模様。ゲームセンター事業を展開する同社の海外展開が著しく、国内でもインバウンド関連としても注視されています。配当実施はこれまでありませんが、26年1月期も過去最高益を更新する見通しとなると配当を期待してしまいますな。
スナック菓子首位のカルビー<2229>は、9月16日の取引終了後に香港の投資ファンドであるオアシス・マネジメントの大量保有が明らかになりました。現在の株式保有割合は5.98%との事で、これからその割合が増えるのか注視しております。
外部環境の不透明感から内需株として物色されている富士急行<9010>は、9月に入ってからの上昇は見事ですな。富士急ハイランドで知られている通り、インバウンド需要も取り込んで業績も底堅い様子。26年3月期も過去最高益を更新する予想ながら、23年8月の高値5820円と比較して安値で放置されているようにも見えます。
最後は2大VTuber事務所として知られるANYCOLOR<5032>とカバー<5253>をチェックです。9月10日の決算で上方修正を発表したANYCOLORの好調を受けて、同業のカバーへも思惑買いが入っている模様。カバーもトレンド転換へ向かうか監視中。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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