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FiscoNews

【注目トピックス 外国株】概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は3日ぶり反発、米中関係の悪化懸念がやや後退

*11:24JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は3日ぶり反発、米中関係の悪化懸念がやや後退
【ブラジル】ボベスパ指数141783.36 +0.78%
13日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1103.02ポイント高(+0.78%)の141783.36で引けた。日中の取引レンジは140,681.77-142,302.81となった。

高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。米中関係の悪化懸念がやや後退していることが指数をサポートした。また、欧米株の上昇も買い安心感を与えた。このほか、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。国内では、インフレ率の落ち着き観測が追加の金融緩和への期待感を高めた。一方、足元での景況感の悪化などが指数の上値を抑えた。

【ロシア】MOEX指数2576.38 -0.47%
13日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比12.18ポイント安(-0.47%)の2576.38となった。日中の取引レンジは2,549.77-2,611.54となった。

買いが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏でもみ合った。貿易黒字の大幅縮小などが懸念材料となった。一方、指数の下値は限定的。欧米株の上昇が指数をサポートした。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。

【インド】SENSEX指数 82327.05 -0.21%
13日のインド株式市場は3日ぶりに反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比173.77ポイント安(-0.21%)の82327.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同58.00ポイント安(-0.23%)の25227.35で取引を終えた。

終始マイナス圏で推移し、終盤下げ幅をやや縮小させた。前営業日の欧米株安やこの日のアジア市場の下落を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、米中関係の悪化懸念も輸出伸びの鈍化観測を高めた。国内では、消費回復の遅れ懸念などが小売関連の売り手掛かり。国内消費の本格回復は予想より1四半期ぐらい遅れると予測されている。

【中国】上海総合指数 3889.50 -0.19%
13日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前営業日比7.53ポイント安(-0.19%)の3889.50ポイントと続落。米中の対立激化が警戒された。トランプ米大統領は10日、中国がレアアース(希土類)の輸出規制を厳格化したことに反発し、11月1日から中国の輸出品に100%の追加関税を課し、全ての重要ソフトウエアに対中輸出規制を導入する考えを伝えたことが要因。中国側は相応の措置を講じる可能性がある。ただ、中国経済対策への期待は残されており、売り一辺倒ではなかったようだ。

<AK>

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