1年目は獲得賞金105万円
その一方で、注目されているのが獲得賞金だ。現在、賞金ランキング1位は佐久間朱莉で、国内ツアーで2番目に高い優勝賞金3600万円の「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」で優勝し、1億9584万円と史上7人目の2億円突破に王手をかけた(10月26日時点、以下同)。
佐久間は22歳。2021年のプロテストに合格したプロ5年目だが、初優勝は今年4月の「KKT杯バンテリンレディスオープン」。その後、5月の「ブリヂストンレディスオープン」、6月の「アース・モンダミンカップ」の優勝し、10月に「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」で4勝目を飾った。
1年目は5試合に出場(3試合予選落ち)して獲得賞金は105万円だったが、2年目には3711万円を稼いで賞金ランク35位でシード入り。3年目に5083万円、4年目に1億578万円、そして5年目の今年は1億9584万円と倍々ゲームで増えている。4年で獲得賞金は186倍に。まさにショット・イズ・マネー、パット・イズ・マネーの世界だ。
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