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【注目トピックス 市況・概況】5日の米国市場ダイジェスト:NYダウは225ドル高、雇用や消費関連指標を好感

*08:09JST 5日の米国市場ダイジェスト:NYダウは225ドル高、雇用や消費関連指標を好感
■NY株式:NYダウは225ドル高、雇用や消費関連指標を好感

米国株式市場は反発。ダウ平均は225.76ドル高の47311.00ドル、ナスダックは151.16ポイント高の23499.80で取引を終了した。

良好な民間雇用統計を受け、寄り付き後、堅調。ISM非製造業景況指数も予想以上に回復したため、相場は続伸した。終盤にかけ上げ幅を拡大し終了。セクター別では自動車・自動車部品、メディア・娯楽が上昇した一方、ソフトウエアサービスが下落した

携帯端末のアップル(AAPL)は同社のSiri刷新でグーグルAIを採用することが報じられ、小幅高。検索のグーグルを運用するアルファベット(GOOG)も買われた。建設・鉱業機器メーカーのキャタピラー(CAT)は投資家向け説明会で2030年までの年間売上高の伸び加速や生産能力とデジタル技術への設備投資を強化する方針を発表し、上昇。

高級電気自動車(EV)メーカーのリビアン(RIVN)はコスト削減が奏功し、第3四半期の損失が警戒されたほど広がらずまた、新型SUV計画を確認したため、上昇。管理医療会社のヒューマナ(HUM)は医療コスト見通しが警戒され、下落。

半導体のクアルコム(QCOM)は取引終了後に第4四半期決算を発表。調整後の一株当たり利益が予想を上回ったほか、第4四半期の見通しも予想を上回ったが、時間外取引で利益確定売りと見られる売りに押された。

(Horiko Capital Management LLC)

■NY為替:米10月ADP雇用統計やISM非製造業景況指数の改善でドル買い強まる

5日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円67銭から154円36銭まで上昇し、154円12銭で引けた。米10月ADP雇用統計や米10月ISM非製造業景況指数が予想を上回ったため早期利下げ観測後退で金利高に連れドル買いが強まった。

ユーロ・ドルは1.1493ドルから1.1469ドルまで下落し、1.1493ドルで引けた。ユーロ・円は176円60銭から177円14銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3014ドルへ下落後、1.3049ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8095フランから0.8124フランまで上昇した。

■NY原油:軟調推移で59.60ドル、時間外取引で下げ幅拡大

NY原油先物12月限は軟調推移(NYMEX原油12月限終値:59.60 ↓0.96)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比-0.96ドル(-1.59%)の59.60ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは59.52-61.09ドル。ロンドン市場で61.09ドルまで反発したが、米国市場の後半にかけて60ドルを割り込んだ。供給増加の可能性が意識されたようだ。通常取引終了後の時間外取引で59.52ドルまで一段安となった。

■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  52.45ドル   -1.09ドル(-2.03%)
モルガン・スタンレー(MS) 165.18ドル  +1.17ドル(+0.71%)
ゴールドマン・サックス(GS)793.09ドル  +2.26ドル(+0.28%)
インテル(INTC)        38.38ドル   +1.35ドル(+3.64%)
アップル(AAPL)        270.14ドル  +0.10ドル(+0.03%)
アルファベット(GOOG)    284.75ドル  +6.69ドル(+2.40%)
メタ(META)           635.95ドル  +8.63ドル(+1.37%)
キャタピラー(CAT)      569.15ドル  +21.57ドル(+3.93%)
アルコア(AA)         35.74ドル   +0.48ドル(+1.36%)
ウォルマート(WMT)      101.47ドル  -0.80ドル(-0.78%)

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