9月に史上最高値更新が相次いだ日経平均株価だが、10月に入ってさらに加速している。高市早苗・自民党新総裁が選出されると一気に4万8000円まで駆け上がった。高市氏の景気刺激策への期待は市場関係者の間でも大きい。
もちろん、こうした状況を「買われすぎだ」と指摘する声があることも知っておきたい。資産1.5億円超の「Bコミ」こと坂本慎太郎氏(こころトレード研究所所長)は4万5000円を超えて4万8000円台を突破した日経平均株価の株価水準は高すぎて、むしろ下がるリスクがあると見ている。「この先、4万2000円程度まで下がることがあってもおかしくない」と指摘する坂本氏だが、だからといっていまは様子見すべきと考えているわけではない。
「行きすぎた株価はいずれどこかで修正、正常化されますから、大型株中心に買われすぎだった相場の正常化が進めば、いま売られすぎて下がっている銘柄に見直しの買いが入る可能性がある。そう考えていくと、逆張りの発想で、いま値下がり率の高い銘柄を買っておいて、見直し買いによる株価反発に期待する方法もあります」
そう語る坂本氏が「好業績の割に売られすぎている割安な3銘柄」を厳選した。
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【プロフィール】
坂本慎太郎/大学卒業後、メーカー勤務を経て、日系の証券会社でディーラーとして6年間活躍後、かんぽ生命保険に転職し、株式、債券のファンドマネジャー、株式のストラテジストを7年間経験。個人投資家として1.5億円超の資産を築く一方、2015年に中級者向けのトレード指導を行なう「こころトレード研究所」を設立、所長に。ディーラーとして短期、機関投資家として中長期と幅広い経験や実績に裏付けされた投資アイデアを多数持つ。「Bコミ」のハンドルネームで知られ、テレビ、ラジオ、雑誌など各メディアでも活躍中。著書に『朝9時10分までにしっかり儲ける板読み投資術』『ずるい不動産投資―手間暇かけずに毎月50万円の家賃が入ってくる築古区分マンション投資入門』など。