*14:04JST 豪ドル週間見通し:もみ合いか、10月失業率が手掛かり材料に
■軟調推移、一時99円を下回る
今週の豪ドル・円は軟調推移。豪準備銀行(中央銀行)は11月4日の理事会で政策金利の据え置きを決めたが、求人件数の減少や製造業の景況感は改善していないことから、リスク選好的な豪ドル買いは縮小。日本の通貨当局が円安をけん制したことも意識され、対円レートは一時99円を下回った。取引レンジ:98円77銭-100円86銭。
■もみ合いか、10月失業率が手掛かり材料に
来週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)の政策金利は長期間据え置きとなる可能性がある。ただし、10月失業率が上昇した場合、豪州の金利先高観は大幅に後退し、リスク選好的な豪ドル買い・円売りは縮小するとみられる。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・13日:10月失業率(9月:4.5%)
予想レンジ:98円00銭-101円00銭
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