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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】ビジネスコーチ—25年9月期は2ケタ増収・大幅増益、人材開発事業とDX事業がいずれも2ケタ増収に

*15:26JST ビジネスコーチ---25年9月期は2ケタ増収・大幅増益、人材開発事業とDX事業がいずれも2ケタ増収に
ビジネスコーチ<9562>は7日、2025年9月期連結決算を発表した。売上高が前期比25.2%増の20.03億円、営業利益が同105.1%増の1.63億円、経常利益が同125.8%増の1.78億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同127.7%増の1.23億円となった。

人材開発事業の売上高は15.93億円(前年同期比23.5%増)、営業利益は1.29億円(前年同期比1.0%増)となった。1対1型サービスは、「個」を重視した育成施策の拡大を背景に、プライム上場企業を中心に従来の「集合型研修」から「1対1型研修」へシフトする動きが加速したことから、当連結会計年度の売上高は6.36億円(前年同期比49.9%増)となった。1対n型サービスは、ミドル層の育成施策等の拡大により、当連結会計年度の売上高は7.52億円(前年同期比7.4%増)となった。その他サービスは、顧客の人材及び組織課題の把握ニーズが高まり、組織アセスメントツールの売上が増加したことにより、当連結会計年度の売上高は2.04億円(前年同期比23.5%増)になった。

DX(デジタル・トランスフォーメーション)事業の売上高は4.22億円(前年同期比22.8%増)、営業利益は0.34億円(前年同期は0.43億円の営業損失)となった。コスト削減コンサルティングサービスは、同社グループの顧客基盤に営業展開を図るとともに、成果報酬型と固定報酬型のハイブリッドへの転換を目指した。前年度から開始した大型固定報酬型案件の着実な遂行と当連結会計期間に大型成果報酬型案件が完了となった結果、売上高は2.88億円(前年同期比79.9%増)となった。ITサービスは、前期から継続している開発案件の確実な遂行を目指すと同時に、既存顧客のグループ会社への展開を図ったが、大型開発に向けた要件定義に時間を要した結果、売上高は1.34億円(前年同期比27.1%減)となった。

2026年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.8%増の21.00億円、営業利益が同83.1%増の3.00億円、経常利益が同68.1%増の3.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同62.2%増の2.00億円を見込んでいる。なお、KDテクノロジーズの株式売却に伴い、売上高の前期比が4.8%増と表面的に低く見えるものの、人材開発事業で比較すると31.8%増と2025年9月期を大きく上回る加速的な成長を見込んでいる。

<AK>

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