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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】城南進学研究社—2Q増収・大幅な増益、記念配当の実施を発表

*14:57JST 城南進学研究社---2Q増収・大幅な増益、記念配当の実施を発表
城南進学研究社<4720>は12日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.2%増の29.83億円、営業利益が同164.4%増の1.09億円、経常利益が同155.8%増の1.08億円、親会社株主に帰属する中間純利益が0.99億円(前年同期は0.33億円の損失)となった。

教育事業の売上高は前年同期比1.6%増の27.97億円となった。児童教育部門では、算数教室「りんご塾」や保育園事業については堅調に推移した。また「Kubotaのうけん/アタマGYM」を含むキッズブレインパークが前期の一部教場整理等の影響で売上高は減少しているものの、利益は改善傾向となっている。この結果、児童教育部門全体では前年同期を下回る売上高となった。映像授業部門(映像授業教室「河合塾マナビス」)では、新松戸校の開校及び既存校の生徒数の増加などから、前年同期を上回る売上高となった。個別指導部門(個別指導塾「城南コベッツ」)では、直営教室についてはりんご塾在籍の小学生は引き続き増加傾向にあるものの、前期に複数の不採算教場の整理統合を行ったことなどにより、前年同期を下回る売上高となった。一方でFC教室については新規教室が寄与したことや既存教室についても生徒数が堅調に推移し、前年同期を上回る売上高となった。デジタル教材・ソリューション部門では、「りんご塾」のライセンス提供及びオンライン学習教材「デキタス」や大学受験における総合型選抜対策教材「推薦ラボ」等の新規契約の増加を進めており、ほぼ前年並みの売上高となった。

スポーツ事業の売上高は同4.0%減の1.85億円となった。子会社の久ケ原スポーツクラブでは、スイミングクラブが前年をやや下回る在籍者数で推移した。スポーツジムの「マイスポーツ」は堅調に推移しているが、スポーツ事業全体では売上高は前年同期をやや下回ることとなった。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.9%増59.01億円、営業利益が1.49億円、経常利益が1.41億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.93億円とする期初計画を据え置いている。

また、同社は本年9月11日に組織全体の機能やパフォーマンスを高め、持続的な成長を実現するため、代表取締役社長の異動を含む、社内体制の刷新を行った。この社内体制の刷新を記念して、1株当たり2.00円の記念配当を実施することを発表した。これにより期末配当金は、記念配当2.00円と普通配当5.00円を合わせ、1株当たり7.00円となる予定。

<AK>

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