*15:21JST ダイナミックマッププラットフォーム---慶應義塾大学とダイナミックマップの社会実装に向けた共同研究契約を締結
ダイナミックマッププラットフォーム<336A>は12日、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の白坂成功研究室と、ダイナミックマップの社会実装に向けた共同研究契約を締結したと発表した。
ダイナミックマップとは、情報のリアルタイム性ごとに4階層に分類された情報を持つ地図データベースの概念である。本共同研究では、「高精度3次元情報を基盤としたダイナミックマップの社会実装に向けたビジネス・システムアーキテクチャの研究」をテーマに、技術・制度・事業面の課題整理、既存ユースケースの拡充、新規活用分野の探索、事業化に向けた方向性の提示、社会実装に向けたロードマップ設計などを協働で推進する。対象分野には、自動運転や物流、除雪支援といった既存領域に加え、都市インフラ、農業、さらには空域・海域といった新たな領域が含まれる。また、プライバシー保護や通信インフラ、標準化といった社会実装に向けた制度的課題にも取り組むことで、持続的なビジネス成長と社会的価値の創出を目指す。
同社は、本共同研究を通じ、ダイナミックマップの社会実装と新たな産業応用を推進し、陸域・水域・空域など多様な分野におけるイノベーションの創出に貢献する。
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