*17:50JST ブリッジインターナショナル---3Qは増収・営業利益は増益、3事業部門ともに増収を達成
ブリッジインターナショナル<7039>は14日、2025年12月期第3四半期(25年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.5%増の67.85億円、営業利益が同3.5%増の7.42億円、経常利益が同3.6%減の7.38億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同0.1%減の4.69億円となった。
インサイドセールスアウトソーシング事業の売上高は34.65億円(前年同期比 2.9%増)、セグメント利益は4.19億円(同 15.5%減)となった。既存の取引は順調に拡大しているが、予定していた案件の第4四半期以降へのスリップもあった。
プロセス・テクノロジー事業の売上高は13.59億円(前年同期比 1.3%増)、セグメント利益は0.60億円(前年同期はセグメント損失0.17億円)となった。売上高は、昨年子会社化したトータルサポートにおいて、今期戦略の中心に置いている製品「Sawwave」の立ち上がりに時間を要しており、計画未達となった。一方、利益はコンサルティング&システムソリューションの人員の最適配置による稼働率向上及び、それにともなう外注費の抑制の効果により大幅に増益となった。
研修事業の売上高は19.59億円(前年同期比 6.5%増)、セグメント利益は2.61億円(同9.8%増)となった。売上高は、第2四半期から引き続き新人研修が牽引し順調に伸長している。新卒研修は、第2四半期の基礎力向上研修に加えて、エンジニア養成やソリューション提案力養成などの発展研修が売上に貢献している。セグメント利益は、講師料や会場費の原価高騰の影響はあるものの、売値への転嫁が功を奏して大幅成長となった。
2025年12月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の修正を発表した。2025年10月31日に子会社トータルサポートの株式譲渡を行い、第4四半期以降は連結対象外となるため、その影響をマイナス反映している。売上高が前期比4.8~14.4%増(前回予想比4.7%減~4.6%減)の90.27~98.58億円、営業利益が同1.9~10.9%増(同3.5%減~3.7%減)の9.67~10.53億円、経常利益が同0.3%減~5.6%増(同3.5%減~3.7%減)の9.67~10.53億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同11.1%減~3.0%減(同6.8%減~6.7%減)の5.88~6.42億円としている。
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