*17:39JST 19日の中国本土市場概況:上海総合指数は小幅高
19日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比6.93ポイント(0.18%)高の3946.74ポイントと反発した。
中国経済の減速が警戒されているが、中国政府は新たな経済対策を打ち出す可能性があることも意識されている。中国では12月中旬以降に、2026年の経済政策を決める中央経済工作会議が開催される見通し。
石油・石炭株が上げ主導。中国石油化工(600028/SH)が4.3%高、中国石油天然気(601857/SH)は4.1%高。銀行・保険株も強含み。中国銀行(601988/SH)が3.8%高、中信銀行(601998/SH)が1.5%高。中国人寿保険(601628/SH)は3.0%高。一方、不動産株はさえない。華麗家族(600503/SH)が3.5%安、中華企業(600675/SH)が3.4%安、信達地産(600657/SH)が2.9%安。
なお、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.50ポイント(0.19%)安の255.20ポイント、深センB株指数が0.83ポイント(0.06%)安の1301.91ポイントで19日の取引を終了した。
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