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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、日本の財政悪化懸念で円売り継続

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、日本の財政悪化懸念で円売り継続
25日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米国で12月に追加的な緩和措置に思惑が広がり、ドル売りに振れやすい。ただ、日本の財政悪化懸念による円売りに変わりはなく、ドルの下支え要因となりそうだ。

前日の海外市場で、米連邦準備制度理事会(FRB)高官によるハト派的な発言を受け、全般的にドル売りに傾く場面があった。米金利安を背景に、ユーロ・ドルは一時1.1550ドル台に浮上。一方、日本の財政拡張に対する警戒感が根強く、円売り先行でドル・円は157円20銭付近に値を上げた。ただ、本日アジア市場でドル・円は再び156円台に失速したものの、米10年債利回りの低下一服でドル買いに振れ、ドル・円は下げ渋った。

この後の海外市場は米経済指標にらみ。今晩の米消費者信頼感指数が予想を下回れば、一時的にドル売りが強まる可能性はあるが、年末に向けた利下げペースの見極める展開で下値は限定的となりそうだ。市場はFRBのスタンスを確認するまでは慎重姿勢を崩さず、レンジ取引主体の流れ。一方、日本の財政リスクが意識されるものの、157円前後では為替介入観測が重石となり、円安は抑えられる見通し。全般的に底堅い半面、上値が重いだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・22:30 米・9月生産者物価コア指数(予想:前年比+2.7%、8月:+2.8%)
・22:30 米・9月小売売上高(予想:前月比+0.4%、8月:+0.6%)
・22:30 米・9月S&P CS20都市住宅価格指数(予想:前年比+1.40%、8月:+1.58%)
・24:00 米・11月CB消費者信頼感指数(予想:93.4、10月:94.6)
・24:00 米・8月企業在庫(予想:0.0%、7月:0.2%)

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