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FiscoNews

【注目トピックス 外国株】25日の香港市場概況:ハンセン指数は続伸、米中関係の改善期待で

*18:18JST 25日の香港市場概況:ハンセン指数は続伸、米中関係の改善期待で
25日の香港市場は続伸。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比178.05ポイント(0.69%)高の25894.55ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が78.89ポイント(0.87%)高の9158.31ポイントで引けた。

前日の米株高が投資家心理を支え、米中首脳協議後の関係改善期待も相場に追い風となった。一方で、中国本土経済の先行き不安や不動産関連の懸念は依然として重しとなり、買い一巡後の利益確定売りも一部で見られた。ただし、電子商取引やクラウド分野への関心の高まりを背景に、本土系テック株が相場をけん引した。

ハンセン指数の構成銘柄では、医薬・ハイテク関連が物色され、石薬集団(01093/HK)が2.8%高、アリババ・ヘルス(00241/HK)が4.4%高、BYDエレクトロニクス(00285/HK)が2.1%高と大幅高。米金利安定や業績期待を背景に、成長期待の高いセクターに資金が流入した。特に小売り向け医薬品・電子部品など内需消費の底堅さが評価され、シャオミ(01810/HK)も4.4%高、百度(09888/HK)は4.6%高と堅調に推移した。

半面、ガラスや不動産関連を中心とする建材セクターに売りが波及。恒隆地産(00101/HK)は1.8%安、新鴻基地産(0016/HK)が0.3%安となった。中国本土の不動産市場低迷が続く中、商業施設の収益見通し悪化や賃料収入の鈍化が嫌気された。また、金利高止まりへの警戒感が不動産株全体の重しとなった。

また、航空株も大幅安。中国東方航空(670/HK)が5.9%安、中国国際航空(753/HK)が3.3%安、中国南方航空(1055/HK)が1.9%安で取引を終えた。

本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.87%高の3870.02ポイントで取引を終了した。ハイテクが高い。素材や金融、不動産なども買われた。半面、航空株の下げが目立った。

<AK>

fisco

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