老後は「非地位財」で豊かになる
50才から75才は人生の黄金期間
経験、思い出、人脈、趣味や健康は幸福度の高い人生に欠かせない。
「長年、緩和ケアの介護を務めたブロニー・ウェア氏によると、死ぬ前の後悔のトップ5は『自分に正直な人生を生きればよかった』『働きすぎなければよかった』『思いきって自分の気持ちを伝えればよかった』『友人と連絡を取り続ければよかった』『幸せをあきらめなければよかった』だそう。良好な人間関係、潤沢な経験、思い出がいかに大切かがわかります」(頼藤さん)
社会保険労務士の井戸美枝さんは「75才までのお金の使い方が老後を決める」と話す。
「50才から75才までは、人生の第3クオーターで、“黄金期間”です。仕事や子育てが落ち着いて自分のために時間やお金を使える。この黄金期間で、やりたいことをやれると75才以降の納得感に大きくつながり、悔いのない幸せな最期に近づくはずです」
60才を過ぎて70才、80才、そして90才──年を重ねれば重ねるほど暮らしはどんどんミニマムになり自ずと支出は減っていく。いま、今日という日を充実させるために、お金を使うこと。それが人生最期の日を最良に迎えるためのなによりのコツだ。
※女性セブン2025年12月11日号
