*08:25JST 米国株の下落が重しとなるか
[本日の想定レンジ]
1日のNYダウは427.09ドル安の47289.33ドル、ナスダック総合指数は89.77pt安の23275.92pt。シカゴ日経225先物は大阪日中比175円高の49475円だった。本日は前日の大幅安の反動から自律反発を狙った買いが想定されるものの、米国株の下落が重しとなりそうだ。前日は日銀の利上げ観測の一段と強まりを背景に売りが優勢となり、日経平均は5営業日ぶりに大幅に反落した。25日移動平均線(50255円)や節目の5万円を下回り、調整局面入りが警戒される。日銀の利上げを織り込みにいく流れとなり、銀行株以外はほぼ下落した。日銀の利上げを織り込みにいく流れはは続きそうで、先行き懸念は拭えない。日銀が利上げし、米国は利下げとなれば、日米金利差縮小観測から円高が進みやすい状況が続くだろう。本日は銀行株以外の内需関連株が出直ってくるのか注目したい。また、前日の大幅な下げで自律反発を狙った買いも想定されるほか、シカゴ日経225先物やナイトセッションの日経225先物は大阪日中終値を上回っていることも買い戻しにつながるだろう。ただ、米国株安を受け、値がさハイテク株などには逆風となりそうで、戻りの鈍さが意識されれば、再び売りが強まる可能性は残る、上値のめどは、心理的な節目の50000円、25日線(50255円)、心理的な節目の51000円、下値のめどは、心理的な節目の49000円、11月21日の安値(48490円)、心理的な節目の48000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限49800円-下限49000円
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