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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:下げ渋りか、重要イベント通過で買戻しも

*13:02JST 米国株見通し:下げ渋りか、重要イベント通過で買戻しも
(12時30分現在)

S&P500先物      6,828.25(-63.50)
ナスダック100先物  25,442.00(-356.00)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は223ドル安。米長期金利は底堅く推移し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

10日のNY市場は反発。ダウは前日比497ドル高の48057ドルで終了した。米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を0.25%引き下げたことが好感され、3日ぶりにプラスへ浮上した。パウエル議長は記者会見で労働市場の下振れリスクに触れつつも、インフレへの強い警戒を和らげたことが安心感につながった。金融や住宅関連など金利敏感株が買われ、ナイキやキャタピラーが上昇。一方、マイクロソフトやウォルマートは軟調だった。

本日は下げ渋りか。連邦公開市場委員会(FOMC)で来年の緩和継続期待は後退しつつあり、売りが出やすい。ただ、利下げを受けて金利低下が進めば、買戻しの手がかりとなりそうだ。先行きの金融政策は不透明ながらも、重要イベント通過に伴うリスク要因の後退から資金流入の可能性がある。一方で、オラクルの業績悪化を受けてハイテク株には上値の重さが残り、ブロードコムの決算発表を控えた様子見姿勢も広がりそうだ。全般的に、利下げを支援材料に下値は限定的とみられる。

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fisco

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