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FiscoNews

【注目トピックス 日本株】プリモGHD Research Memo(2):ブライダルジュエリー企画・販売の国内最大級企業。収益性強化と海外展開推進

*13:02JST プリモGHD Research Memo(2):ブライダルジュエリー企画・販売の国内最大級企業。収益性強化と海外展開推進
■会社概要

1. 会社概要
プリモグローバルホールディングス<367A>は、東京証券取引所スタンダード市場に上場するブライダルジュエリー企画・販売の国内最大級グループ(証券コード:367A)である。1999年に創業し、2025年6月24日に新規上場した。主力ブランドはオリジナルの「I-PRIMO」と、“世界三大カッターズブランド”に数えられる「LAZARE DIAMOND」。国内外で直営により展開(日本・中国本土・台湾・香港・シンガポール)し、グローバルで130店舗超の規模を有する。企業理念は「最高(プリモ)の夢(おもい)を最高(プリモ)の幸(かたち)に」。セレクトオーダースタイルと日本発のホスピタリティを武器に、国内最大級の顧客接点を構築している。また、全社員が最高の価値を創り続けていくための行動指針として「Five Values」を設けており、1) 顧客志向:常にお客様の気持ちに寄り添い、高い対人感受性(EQ)と柔軟性をもって行動する、2) チームワーク:多様性を尊重し、個を補完し、磨き合い、チーム一体となって最高の価値を創出する、3) 使命感・責任感・達成意欲:幸せのサポートをし続ける使命感・責任感を持ち、目標達成に向けて粘り強く取り組む、4) チャレンジ精神:変化していく環境において、失敗を恐れずに、新たな挑戦と革新を繰り返す、5) 誠実さ:何事に対しても正直かつ真摯に向き合う姿勢を持ち、模範となる行動を心がける、の5つの項目としている。

2. 沿革
同社は、1999年に東京都中央区で設立された(株)スピードクリエイションに始まる。同年に自社ブランドである「I-PRIMO」銀座本店を開業、12月には社名を(株)スピードグループへ変更し、2003年にはラザール ダイヤモンド ブティック銀座本店を出店して高付加価値領域を取り込んだ。2004年にプリモ・ジャパン(株)へ社名変更後、2007年には台湾子会社を設立し台北に旗艦店を開業、海外展開の礎を築く。海外展開については、国内市場が少子化の影響により中長期的には縮小することを見越して先行投資を行ったものであり、業界に先駆ける動きとなった。2011年に香港子会社を設立し、2012年に香港1号店を開業、2015年には中国本土向けの現地法人を設立し、2016年に中国本土1号店を開業、2017年にはグローバル通算100店舗を達成した。2019年はケイ・ウノ<259A>とのJVを台湾で設立し協業を拡大、2020年に持株会社PJホールディングス(株)を設立、2021年に現商号のプリモグローバルホールディングス(株)へ変更するとともに、国内47都道府県での販売網を完成させている。2022年シンガポール子会社の設立と1号店開業に加え、(株)スタージュエリーブティックスとの海外展開に関する業務提携契約を締結し、ブランドポートフォリオを強化、2023年には「LAZARE DIAMOND」の日本での商標権とそれに伴う独占販売権等を取得して百貨店・小売店向けの卸機能を整備する一方、「STAR JEWELRY」を中国本土及び台湾で相次ぎ出店した。2025年6月24日には、東証スタンダード市場へ新規上場を果たし、上場企業としてガバナンスと資本政策を一段と強化、2025年8月末時点では「I-PRIMO」「LAZARE DIAMOND」を中核に、国内外5地域で134店舗を展開し、グローバルな成長を続けている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 三浦 健太郎)

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