*06:42JST NY株式:NYダウは227ドル高 ハイテクが支援(22日)
米国株式市場は続伸。ダウ平均は227.79ドル高の48362.68ドル、ナスダックは121.21ポイント高の23428.83で取引を終了した。
追加利下げを期待した買いが続き、寄り付き後、上昇。半導体エヌビディア(NVDA)の回復がけん引し相場は続伸した。クリスマスラリー期待を受けた買いも目立ち、終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。セクター別では銀行・自動車・自動車部品が上昇した一方、耐久消費財・アパレルが下落した。
半導体エヌビディア(NVDA)は中国向け人工知能(AI)チップH200の出荷が来年2月半ばに予定されているとの報道を受け、期待感に買われた。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は同社の自動運転ロボタクシーサービスで、サンフランシスコの停電による影響が見られなかったことをマスク最高経営責任者(CEO)が明らかにしたほか、2018年に承認されたマスク氏への巨額報酬パッケージについて、デラウェア州の最高裁が報酬案を無効とした下級審の判断を覆したことが好感され上昇。
メディアのパラマウント・スカイダンス(PSKY)は同業ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)買収提案修正案を提示、ソフトウエア・メーカー、オラクル(ORCL)共同創業者兼会長のラリー・エリソン氏が404億ドルの個人保証を提供することが当局への届け出で、明らかになり、上昇。ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)も上昇した。一方、競合となる動画配信のネットフリックス(NFLX)は下落。石油・天然ガス生産会社のエクソンモービル(XOM)は原油価格の上昇に連れ、収益増期待に買われた。エネルギー製品の生産会社、ドミニオン・エナジー(D)は同社所有の洋上風力発電プロジェクト建設をトランプ政権が一時停止したことが嫌気され下落。
連邦準備制度理事会(FRB)のマイラン理事は、もし、FRBの利下げが継続しなければ景気後退に直面すると警告した。
HorikoCapitalManagementLLC
<FA>