*16:35JST 日経VI:大幅に上昇、昨日大幅低下の反動
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は26日、前日比+3.00(上昇率15.98%)の21.77と大幅に上昇した。なお、高値は22.51、安値は21.77。昨日は欧米の主要市場が休場で、今日は手掛かり材料に乏しかったが、今日の東京市場は買いが優勢の展開となり、日経225先物は午前は上げ幅を拡大する動きとなった。クリスマス休暇となっている海外投資家が多い中、日経225先物は午後は下げに転じたが下値は堅かった。一方、日経VIは昨日の取引終了時にイレギュラーな形で大幅に低下した反動もあり、今日は終日、昨日の水準を大幅に上回って推移した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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