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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】NY株式:NYダウは86.13ドル高、FRB独立性懸念もAI期待が相殺

*06:52JST NY株式:NYダウは86.13ドル高、FRB独立性懸念もAI期待が相殺
米国株式市場は続伸。ダウ平均は86.13ドル高の49590.20ドル、ナスダックは62.56ポイント高の23733.91で取引を終了した。

連邦準備制度理事会(FRB)の独立性を巡る懸念に売られ、寄り付き後、大幅安。ただ、パウエル議長の声明に加え、歴代の議長や財務長官、一部共和党議員も議長に対する政府の刑事捜査に否定的な見解を示すと、相場は下げ止まった。加えて、人工知能(AI)技術への期待が根強く、懸念を相殺し、ナスダックがけん引し相場はプラス圏を回復。終盤にかけ、上げ幅を拡大し、ダウは2営業日連続で過去最高値を更新し終了した。セクター別では食・生活必需品小売、自動車・自動車部品が上昇した一方、不動産管理・開発が下落。

ディスカウント小売のウォルマート(WMT)はナスダックが20日付で、同社株を100種指数に組み入れることを発表したことや、検索グーグル運営のアルファベット(GOOG)と協力し、顧客が「Geminiジェミニ」アプリ上で買い物が可能になるサービスを発表し、上昇。アルファベット(GOOG)はまた、携帯端末のアップル(AAPL)が音声アシスタント「Siriシリ」の最新版に、同社傘下のグーグルが手掛ける生成人工知能(AI)「Geminiジェミニ」の起用を検討しているとの報道で、上昇。アップル(AAPL)も上昇。メディアのパラマウント・スカイダンス(PSKY)は、同業ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー(WBD)に対し、動画配信のネットフリックス(NFLX)による買収案についての情報開示を求め訴訟を起こし、公開買い付けをやり遂げる強い決意を表明し、上昇。

ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー(WBD)やネットフリックスは下落。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はアナリストが目標株価を引き上げ、上昇。クレジットカード会社のビザ(V)やマスターカード(MA)は、トランプ大統領が1年間、金利上限を10%に設定する要請をしたため、下落。また、石油会社のエクソン(XOM)は、先週行われたベネズエラでの業務拡大を巡る政府との業界会合で、最高経営責任者(CEO)が安全保障、規制など問題が山積みで「現状で投資不能」との見解を示したため、同国投資グループから同社を除外する可能性をトランプ大統領が警告したことが嫌気され、下落。カジュアル衣料小売りのアバークロンビー&フィッチ(ANF)は第四半期の見通しが振るわず、売られた。

トランプ大統領は11日、インタビューでパウエルFRB議長に対する召喚状について「何も知らない」と答えた。

(Horiko Capital Management LLC)

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