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【羽根モノの復権はあるか?】パチンコ機メーカーが遊技機を低価格でホールに販売する取り組みを開始した狙い 「新機種が大コケのリスク回避」「出玉還元への期待」ホールとユーザー双方にメリット

低価格の遊技機レンタルプランを提供するほか、懐かしの羽根モノのシミュレーターも無料公開している(SANKYOの「KUGITAMAプロジェクト」公式サイトより)

低価格の遊技機レンタルプランを提供するほか、懐かしの羽根モノのシミュレーターも無料公開している(SANKYOの「KUGITAMAプロジェクト」公式サイトより)

ホール運営では必須の新機種導入は同時に高いリスクも

 パチンコ・パチスロの新機種導入は、ホールにとって重要な集客機会だ。人気シリーズの新作が登場すると導入初日から高稼働となり、全然空き台にならないといったことも珍しくない。だからこそ、1台50万円から60万円を支払ってでも、毎週のように新機種を導入しているのだ。

 しかし、そうやって導入された新機種が長く稼働できるかどうかはまた別の話である。

「パチンコ機・パチスロ機がユーザーから長く支持されるかどうかを判断するのは、本当に難しい。支持されるための重要な要素としては、出玉システムや射幸性を含めたスペック、演出面での面白さ、それらのバランスなどがありますが、いくら事前にさまざまな情報が出ていたとしても、これらがユーザーにどう受け止められるかどうかまでを正確に予測することは不可能に近い。前評判が高くても、すぐに客が離れてしまう機種はいくらでもあります。

 当然ながらホールとしても、さまざまな要素を考慮したうえで新機種を導入しますが、導入のコストを回収できずに終わってしまうこともよくあります。新機種導入はホールにとって必要と同時に、ものすごくリスクを伴うものなんです」

 新機種導入が高いリスクを伴うというのであれば、すでにユーザーから支持を得ている旧機種を導入するのも選択肢のひとつだ。しかし、メーカーが人気の高い旧機種を増産するケースは決して多いわけではない。

「メーカーとしては、同じ機種が長く稼働するよりも、新機種をどんどん販売したほうが利益が大きくなるというのが本音。旧機種よりも新機種を優先して販売したいと考えるのが、自然ではあると思います」

次のページ:遊技機の低価格化がもたらすユーザーへのメリット
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