*07:57JST 20日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は大幅続落、金利高や欧州関係悪化を警戒
■NY株式:米国株式市場は大幅続落、金利高や欧州関係悪化を警戒
米国株式市場は大幅続落。ダウ平均は870.74ドル安の48488.59ドル、ナスダックは561.07ポイント安の22954.32で取引を終了した。
トランプ大統領がグリーンランドを巡り追加関税を課する可能性を警告するなど欧州との関係悪化が警戒されたほか、世界的な長期金利上昇を警戒し、寄り付き後、大幅安。終日戻りなく続落した。終盤にかけ、下げ幅を一段と拡大し終了。セクター別では不動産管理・開発が上昇した一方、自動車・自動車部品、テクノロジー・ハード・機器が下落した。
動画配信のネットフリックス(NFLX)はメディアのワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)に対する買収提案を全額現金に変更する修正案で合意したと発表したが軟調推移。敵対的買収を仕掛けている競合パラマウント・スカイダンス(PSKY)は下落した。ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)も下落。
工業・オフィス製品などを扱うスリーM(MMM)は第4四半期の調整後の1株当たり利益が予想を上回ったが利益率が冴えず、さらに、アナリスト向けの決算説明会で最高経営責任者(CEO)がトランプ政権が万が一、グリーンランドを巡り欧州8か国に対し追加関税を実施した場合、大きな打撃になると警告し、売られた。ホテルチェーンを運営するハイアット・ホテルズ(H)、クルーズ船運営のカーニバル(CCL)など旅行関連も対欧州追加関税リスクによる需要鈍化が懸念され、それぞれ下落。
航空会社のユナイテッド(UAL)は取引終了後、第4四半期決算を発表した。予想を上回った内容を受け時間外取引で買われている。同じく決算を発表したネットフリックス(NFLX)は2026年度の番組制作費など支出拡大計画により、第1四半期の見通しが予想を下回り、売られている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米トランプ大統領が対欧州追加関税を警告、米資産市場トリプル安
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円48銭へ下落後、158円21銭まで上昇し、158円16銭で引けた。米トランプ大統領がグリーンランド完全取得を巡り、欧州に対し追加関税を課すと警告、欧米関税戦争などが警戒され米資産市場トリプル安、リスク回避の円買いが優勢となった。その後、日本国債相場の下落に連動し米国債相場も下落。長期金利上昇に伴うドル買いが下支えとなった。
ユーロ・ドルは1.1768ドルへ上昇後、1.1715ドルまで反落し、1.1725ドルで引けた。ユーロ・円は184円99銭へ弱含んだのち185円43銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3478ドルへ上昇後、1.3435ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8006フランへ下落後、0.8036フランまで上昇した。
■NY原油:続伸、60ドル台に戻す
20日のNY原油先物3月限は続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比+1.02ドル(+1.72%)の60.36ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは58.72-60.51ドル。中東情勢のすみやかな改善は期待できないため、米国市場の前半にかけて60.51ドルまで反発する場面があった。通常取引終了後の時間外取引では主に60ドルを挟んだ水準で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 52.10ドル -0.87ドル(-1.64%)
モルガン・スタンレー(MS) 182.10ドル -6.99ドル(-3.69%)
ゴールドマン・サックス(GS)943.37ドル -18.63ドル(-1.93%)
インテル(INTC) 48.56ドル +1.60ドル(+3.40%)
アップル(AAPL) 246.70ドル -8.83ドル(-3.45%)
アルファベット(GOOG) 322.16ドル -8.18ドル(-2.47%)
メタ(META) 604.12ドル -16.13ドル(-2.60%)
キャタピラー(CAT) 629.00ドル -17.89ドル(-2.76%)
アルコア(AA) 62.12ドル +2.05ドル(+3.41%)
ウォルマート(WMT) 118.71ドル -0.99ドル(-0.82%)
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