*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は下げ渋りか、米国売り継続も積極財政にらみ
21日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。米トランプ政策の不透明感による米国売りが続き、ドル安に振れやすい地合いの見通し。ただ、日本の衆院解散・総選挙に向け、積極財政を意識した円売りが引き続きドルを支えそうだ。
前日海外市場でトランプ米大統領による欧州諸国への追加関税方針を受け米国売りが鮮明になり、ドルは全面安の展開。ただ、日本の衆院解散・総選挙に向け高市首相が食品の消費税率を一時的に引き下げる考えを示したことが財政悪化懸念につながり、円売りが再び優勢となった。ユーロ・ドルは1.1740ドル台に、ドル・円は158円30銭付近にそれぞれ浮上。本日アジア市場でドルがやや買い戻され、ドル・円は底堅く推移した。
この後の海外市場はトランプ政権の関税政策の行方、グリーンランド領有問題が依然としてリスク要因。半面、前日までのドル下落に対する調整買いの可能性もあろう。日本では高市政権の積極財政への期待が円売り圧力として意識され、ドルを支える材料となる。一方、米株式市場の軟調地合いが続けばリスク回避の円買いが再び強まるだろう。今晩は手がかりが乏しいものの、米政策運営に関する発言を材料に、ドルやユーロに売り買いが交錯しよう。
【今日の欧米市場の予定】
・特になし
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