*12:36JST 後場に注目すべき3つのポイント~円高進行で売り優勢の展開
28日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は反落、円高進行で売り優勢の展開
・ドル・円は堅調、ドルに買戻し
・値下り寄与トップは信越化<4063>、同2位はファーストリテ<9983>
■日経平均は反落、円高進行で売り優勢の展開
日経平均は反落。303.57円安の53029.97円(出来高概算11億786万株)で前場の取引を終えている。
前日27日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は408.99ドル安の49003.41ドル、ナスダックは215.74ポイント高の23817.10で取引を終了した。ダウは反落して始まり終日軟調な展開。構成銘柄であるユナイテッドヘルス・グループ(UNH)が急落したことが影響した。朝方の決算発表が嫌気されたことに加え、米政府による2027年の保険支払い案が想定を下回る小幅な伸びに留まり失望売りを誘った。一方のナスダックは続伸。本格化する決算発表への期待で買いが先行した。
米株市場を横目に、1月28日の日経平均は309.66円安の53023.88円と反落して取引を開始した。朝方に下げ幅を広げたが、その後は買戻しも広がりやや下げ幅を縮小する動きも見せた。外為市場で1ドル=152円50銭台と、昨日15時30分頃と比べ2円ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、日本時間明日未明に米国で予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見を見極めたいとして、積極的な買いを見送る向きもあった。
個別では、ソフトバンクG<9984>、フジクラ<5803>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、住友電<5802>、ルネサス<6723>、スクリン<7735>、レーザーテク<6920>、古河電<5801>、三菱商<8058>、イビデン<4062>、ZOZO<3092>、住友鉱<5713>、HOYA<7741>、コナミG<9766>などの銘柄が上昇。
一方、信越化<4063>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、日東電<6988>、中外薬<4519>、トヨタ<7203>、ダイキン<6367>、テルモ<4543>、ソニーG<6758>、京セラ<6971>、第一三共<4568>、豊田通商<8015>、アステラス薬<4503>、TDK<6762>、任天堂<7974>などの銘柄が下落。
業種別では、化学、輸送用機器、医薬品などが下落した一方で、非鉄金属、鉱業、海運業などが上昇した。
後場の日経平均株価は、軟調な展開が継続しそうだ。トランプ米大統領がドル安を不安視していない姿勢を示したことで円高・ドル安が進んでおり、国内輸出関連株中心に重しとなろう。そのほか、今後は国内では10-12月期の決算発表が主力企業で本格化してくるなか、海外でも主力企業の決算発表が目白押しとなっており、決算を見極めたいとして様子見ムードも広がる可能性も想定しておきたい。ただ、押し目買い意欲も一定みられており、売り進む動きも限定的となろう。
■ドル・円は堅調、ドルに買戻し
28日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、152円19銭から153円07銭まで値を上げた。トランプ米大統領のドル安容認を受け、前日海外市場でドル全面安となった。ただ、アジア市場では値ごろ感から買戻しが強まり、153円台に持ち直した。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は152円19銭から153円07銭、ユ-ロ・円は183円16銭から183円56銭、ユ-ロ・ドルは1.1987ドルから1.1245ドル。
■後場のチェック銘柄
・テクニスコ<2962>、ジェイテックコーポレーション<3446>など、9銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値下り寄与トップは信越化<4063>、同2位はファーストリテ<9983>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・豪・12月消費者物価指数:前年比+3.60%(予想:+3.6%、11月:+3.4%)
【要人発言】
・トランプ米大統領
「ドル安を懸念していない
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし
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