*06:36JST 20日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は続落、利上げを警戒
■NY株式:米国株式市場は続落、利上げを警戒
米国株式市場は続落。ダウ平均は443.96ドル安の45577.47ドル、ナスダックは443.08ポイント安の21647.61で取引を終了した。
原油高が国内インフレを押し上げるとの見通しに年内の利上げ観測が浮上し、寄り付き後、下落。終日、長期金利の急伸を警戒し売りが先行、トランプ政権がイランで地上戦準備との報道で戦闘激化が警戒され、一段と売られた。さらに、本日は3種類の先物やオプション満期が重なる「トリプルウィッチング」にあたり、テクニカルな売りにも拍車がかかり終盤にかけ下げ幅を拡大し、終了。セクター別では、電気通信サービスが上昇した一方、公益事業が下落した。
運送会社のフェデックス(FDX)は好決算を好感した買いが継続。画像シェアサービス提供のソーシャル・ネットワーキング・サイト、ピンタレスト(PINS)は最高経営責任者(CEO)が子供のソーシャルメディア使用禁止を呼びかけ、小幅高。メキシコ料理レストランを運営するチポトレ・メキシカン・グリル(CMG)はアナリストの投資判断引き上げで、上昇した。
サーバーソリューションのスーバー・マイクロ・コンピューター(SMCI)は当局が同社共同創設者、従業員を半導体エヌビディア(NVDA)製AIチップ搭載のサーバーを中国に違法に輸出したと訴追した事を受け、大幅安。競合のデル・テクノロジー(DELL)は上昇。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は売り上げ悪化の可能性を指摘し、アナリストが目標株価を引下げ、下落。
短期金融市場では連邦準備制度理事会(FRB)による10月までの利上げを一時50%織り込んだ。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:イラン戦争激化による原油高で米利上げ観測浮上、ドル反発
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は158円50銭から159円39銭まで上昇し、159円31銭で引けた。イラン戦争による原油高でインフレ圧力上昇懸念に連邦準備制度理事会(FRB)の年内利上げ観測が浮上。長期金利上昇に伴いドル買いに拍車がかかった。トランプ政権がイランへの地上部隊派遣の可能性に向けた準備を進めているとの報道で、原油が一段と上昇し、一段高。
ユーロ・ドルは1.1580ドルから1.1525ドルまで下落し、1.1564ドルで引けた。ユーロ・円は183円40銭から184円26銭まで上昇。欧州中央銀行(ECB)の早くて4月利上げ観測も浮上し、日欧金利差縮小観測が後退しユーロ買いに拍車がかかった。ポンド・ドルは1.3410ドルから1.3299ドルまで下落した。ドル・スイスは0.7855フランへ下落後、0.7906フランまで上昇した。
■NY原油:上昇、ホルムズ海峡再開は見込み薄
20日のNY原油先物5月限は上昇。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比+2.68ドル(+2.80%)の98.23ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは92.47-98.75ドル。アジア市場で92.47ドルまで売られたが、米国とイスラエルによるイラン攻撃が続いており、ホルムズ海峡再開の見込みは薄いため、98.75ドルまで反発。通常取引終了後の時間外取引では主に98ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 47.16ドル +0.15ドル(+0.31%)
モルガン・スタンレー(MS) 161.47ドル +2.92ドル(+1.84%)
ゴールドマン・サックス(GS)813.53ドル +4.03ドル(+0.49%)
インテル(INTC) 43.87ドル -2.31ドル(-5.00%)
アップル(AAPL) 247.99ドル -0.97ドル(-0.38%)
アルファベット(GOOG) 298.79ドル -6.94ドル(-2.26%)
メタ(META) 593.66ドル -13.04ドル(-2.14%)
キャタピラー(CAT) 680.88ドル -7.77ドル(-1.12%)
アルコア(AA) 56.45ドル -2.20ドル(-3.75%)
ウォルマート(WMT) 119.02ドル -2.07ドル(-1.70%)
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