*08:27JST ソフトバンクグループにらみの相場展開
13日の日本株市場は、売り一巡後はこう着感が強まりそうだ。12日の米国市場は、NYダウが56ドル高、ナスダックは185ポイント安だった。4月のコア消費者物価指数(CPI)が予想以上に加速したことで、インフレを警戒した売りが先行した。米国とイランの戦闘終結に向けた協議を巡る先行き不透明感が高まるなかで、原油先物相場は1バレル=102ドル台に上昇したことが重荷になり、半導体やAI関連株に利益確定の売りが出た。一方で、ディフェンシブ株の一角が買われ、NYダウを支えている。シカゴ日経225先物は大阪比160円安の62500円。円相場は1ドル=157円60銭台で推移。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時61800円まで売られる場面もみられたが、終盤にかけて買い戻されており、日中比150円安の62510円で終えた。日経225先物はボリンジャーバンドの+1σと+2σとのレンジ内での推移を継続しており、ナイトセッションで+1σ水準まで調整してきた。レンジ下限までの調整を経て、押し目狙いのスタンスに向かわせやすいだろう。
米国では相場をけん引してきた半導体やAI関連株に利益確定の売りが出ていることで、指数インパクトの大きい値がさハイテク株には利食いが入りやすいだろう。
引け後に決算発表を控えているソフトバンクG<9984>辺りが弱含みの展開になるようだと、他の半導体やAI関連株には売り仕掛け的な動きも入りそうである。ただ、トランプ大統領は14日から2日間、中国の習近平国家主席と北京で会談する予定であるため、短期的な売買が中心になるだろう。下へのバイアスが強まる局面では、その後の買い戻しを狙った動きが入りやすいとみておきたい。
米国市場の流れからディフェンシブ株に資金がシフトすることになろうが、リバランスの範囲と考えられるため、短期的な動きにとどまる可能性はある。そのため、基本的には半導体やAI関連株の押し目を探りたいところであろう。そのほか、決算発表がピークを迎えるなかで、昨夕発表したところではKDDI<9433>、花王<4452>、ダイキン工<6367>、資生堂<4911>、オリンパス<7733>、東急<9005>、フジHD<4676>、出光興産<5019>、参天薬<4536>、マクドナルド<2702>、ミネベア<6479>、USS<4732>、NISSHA<7915>、日化薬<4272>、不二製油<2607>、ニプロ<8086>、太平洋セメ<
5233>、ALSOK<2331>、オークマ<6103>、ゼンショーHD<7550>辺りが注目される。
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