*07:24JST 21日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は続伸、対イラン和平合意に期待
■NY株式:米国株式市場は続伸、対イラン和平合意に期待
米国株式市場は続伸。ダウ平均は276.31ドル高の50285.66ドル、ナスダックは22.74ポイント高の26293.10で取引を終了した。
インフレ懸念が強まり利上げ観測が重しとなり、寄り付き後、下落。中盤にかけ、対イラン協議で進展とのイランメディア報道を受け、和平案合意期待に原油安、金利低下を好感し、相場は上昇に転じた。終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。セクター別では耐久消費財・アパレルや半導体・同製造装置が上昇した一方、エネルギーが下落した。
ITサービスのインターナショナル・ビジネス・マシーンズ(IBM)はトランプ政権が量子コンピューティング向け半導体を製造するファウンドリー建設に向け同社に10億ドル出資することで合意し、上昇。コンピューター・ハードウエア製品メーカーのDウエーブ・クオンタム(QBTS)も買われた。高級ブランドのラルフ・ローレン(RL)は四半期決算で特に中国連休での売り上げが好調で業績を後押し、見通しも強く、買われた。
製薬会社のイーライ・リリー(LLY)は同社が開発中の次世代肥満症治療の注射薬「レタトルチド」を巡る治験結果が好調で、上昇。ディスカウント小売のウォルマート(WMT)は第1四半期決算で、売上高が予想を上回ったが、財務責任者(CFO)が税還付金により売り上げが伸びたが、現四半期ではその効果が薄れると警告し、予想を下回る見通しに失望し、下落した。
廉価アパレルと家庭装飾品2つのブランドストアを経営するロス・ストア(ROST)は取引終了後に第1四半期決算を発表。結果が予想を上回り、時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米インフレ懸念や雇用関連指標好調で年内利上げ織り込む、ドル反発
21日のニューヨーク外為市場でドル・円は159円34銭まで上昇後、158円82銭まで反落し、158円99銭で引けた。米インフレ懸念に加え、先週分新規失業保険申請件数が予想以上に減少し労働市場の健全性を示したため年内の利上げを織り込む長期金利の上昇に連れドル買いが強まった。その後、パキスタンの仲介により米イラン協議の進展期待が広がると、原油価格が下落、金利も低下に転じドル買いが後退した。しかし、イラン大統領が、協議において、引き下がらない姿勢を強調したため不透明感が再燃し、下値も限定的となった。
ユーロ・ドルは1.1576ドルまで下落後、1.1633ドルまで上昇し、1.1617ドルで引けた。ユーロ・円は184円40銭へ下落後、184円77銭まで上昇。ポンド・ドルは1.3392ドルへ下落後、1.3449ドルまで上昇した。
■NY原油:続落、イラン戦争終結への期待残る
21日のNY原油先物7月限は続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は、前営業日比-1.91ドル(-1.94%)の96.35ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは95.76-102.66ドル。米国市場の序盤にかけて102.66ドルまで買われたが、イラン戦争終結への期待は残されており、95.76ドルまで反落。通常取引終了後の時間外取引では主に97ドル台で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 51.49ドル +0.26ドル(+0.50%)
モルガン・スタンレー(MS) 200.51ドル +2.74ドル(+1.38%)
ゴールドマン・サックス(GS)988.17ドル +6.05ドル(+0.61%)
インテル(INTC) 118.50ドル -0.46ドル(-0.38%)
アップル(AAPL) 304.99ドル +2.74ドル(+0.90%)
アルファベット(GOOG) 383.47ドル -1.43ドル(-0.37%)
メタ(META) 607.38ドル +2.32ドル(+0.38%)
キャタピラー(CAT) 865.95ドル -6.61ドル(-0.75%)
アルコア(AA) 66.27ドル +2.13ドル(+3.32%)
ウォルマート(WMT) 121.34ドル -9.51ドル(-7.26%)
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