*18:11JST 21日の香港市場概況:ハンセン指数は小反落、利益確定売りが優勢も本土系株が下支え
21日の香港市場は小反落。主要93銘柄で構成されるハンセン指数が前日比10.76ポイント(0.04%)安の25132.29ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が21.22ポイント(0.25%)安の8360.68ポイントで引けた。
ハンセン指数は小幅に反落し、中国景気の先行き懸念を背景に主力のネットサービス系テック株や本土系銀行株など内需関連株に売りが優勢となった。利益確定売りに加え、中東情勢の不透明感も相場の重しとなった。一方、指数の下値は限定的。中国政府系投資ファンドによる上海市場の半導体株買い増しが伝わり、本土のハードテック系や直近の米半導体株高を受けた関連銘柄には買いが入った。売りと買いが交錯するなか、半導体関連の上昇が相場を下支えした。
セクター別では、非鉄金属や金鉱株が上昇した。紫金黄金国際(02259/HK)が10.5%高、招金鉱業(01818/HK)が10.1%高、万国黄金集団(03939/HK)が9.1%高となった。また、半導体関連も買われ、華虹宏力(01347/HK)が17.9%高、瀾起科技(06809/HK)が17.0%高、長光辰芯(03277/HK)が15.4%高と大幅に上昇した。半導体関連は、中国政府系の投資ファンドが上海市場の半導体株などを買い増しているとされたことを受け、買いが入った。
このほか、通信技術関連では映美控股(02028/HK)が13.1%高、華勤技術(03296/HK)が12.6%高、立訊精密(02475/HK)が11.0%高となった。
一方、銀行が売られた。重慶農村商業銀行(03618/HK)が4.4%安、中国農業銀行(01288/HK)が2.7%安、青島銀行(03866/HK)が1.7%安となった。銀行関連は、中国景気の先行き懸念から本土系銀行株など内需関連株に売りが優勢となったことが重荷となった。
また、食品の一角も安い。賓仕国際(01705/HK)が10.6%安、亨泰(00197/HK)が9.0%安、燕之屋(01497/HK)が8.7%安となった。
中国本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比1.79%高の3864.37ポイントで取引を終了した。
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