*06:57JST 22日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は反落、原油価格や金利上昇を嫌気
■NY株式:米国株式市場は反落、原油価格や金利上昇を嫌気
米国株式市場は反落。ダウ平均は6.06ドル安の52218.58ドル、ナスダックは146.31ポイント安の25690.90で取引を終了した。
トランプ大統領がイランと当面交渉する意向がなく、攻撃を強化する可能性を警告したことを背景とした原油価格の上昇や金利高が嫌気され、寄り付き後、下落。ダウは一部企業決算を好感し、一時上昇に転じたものの、終盤にかけ失速し下落に転じた。ナスダックは終日軟調に推移し、終了。セクター別では半導体・同製造装置が上昇した一方、ソフトウエサービスが下落した。
通信のATT(T)は第2四半期決算で、携帯電話の契約者数が強く調整後1株当たり利益が予想を上回り、上昇。サーバー、ストレージシステムの設計・製造を行うスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)は暫定決算で人工知能(AI)サーバー需要の拡大がけん引し四半期の新規受注が強く受注残が過去最高に達したことが明かになり、上昇。
電力会社のGEベルノバ(GEV)は第2四半期決算で関税が引き続き重しとなり、風力部門が依然冴えず、1株あたり利益が予想を下回ったほか見通しも期待された程強くなく失望売りが先行し、下落。コミュニティネットワーク運営会社のレディット(RDDT)はグーグルとAIライセンスの再契約を検討しない可能性が報じられ、下落した。
検索グーグルを運営するアルファベット(GOOG)は取引終了後に四半期決算を発表。クラウド売り上げが予想を上回り時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)v
■NY為替:戦争拡大懸念に原油価格や長期金利上昇
22日のニューヨーク外為市場でドル・円は163円01銭から163円18銭まで上昇し、163円15銭で引けた。
トランプ米大統領が「もし、イランがホルムズ海峡で船舶を攻撃したら、テヘランも含め橋、発電所を攻撃する」としたため、戦争拡大懸念に原油価格や長期金利上昇に連れドル買いが優勢となった。円安是正介入懸念に円売りも限定的となった。
ユーロ・ドルは1.1410ドルから1.1422ドルへ強含み、1.1412ドルで引けた。
ユーロ・円は186円00銭から186円21銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.3355ドルまで下落後、1.3391ドルまで反発した。
ドル・スイスは0.8113フランへ下落後、0.8148フランまで上昇した。
■NY原油:続伸、中東情勢緊迫化で供給懸念強まる
7月22日のNY原油先物9月限は続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比+2.09ドル(+2.48%)の86.43ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは84.48-88.61ドル。米国がイランの軍事拠点を10夜連続で攻撃したと伝わったほか、イラン側もバーレーンやクウェートの米関連施設に報復攻撃を行ったと発表。加えてイエメンのフーシ派が紅海の封鎖を表明し、原油タンカーの航路変更も報じられるなど、中東情勢の緊迫化による供給懸念から買いが優勢となり続伸となった。通常取引終了後の時間外取引でも86.43ドル近辺で概ね横ばいの水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 61.62ドル +0.40ドル(+0.65%)
モルガン・スタンレー(MS) 218.50ドル +2.10ドル(+0.97%)
ゴールドマン・サックス(GS)1098.20ドル +12.64ドル(+1.16%)
インテル(INTC) 102.62ドル -2.83ドル(-2.68%)
アップル(AAPL) 325.89ドル -1.85ドル(-0.56%)
アルファベット(GOOG) 341.91ドル -4.28ドル(-1.23%)
メタ(META) 627.17ドル -16.64ドル(-2.58%)
キャタピラー(CAT) 889.31ドル -0.66ドル(-0.07%)
アルコア(AA) 46.17ドル +1.82ドル(+4.10%)
ウォルマート(WMT) 109.33ドル -1.06ドル(-0.96%)
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