*09:04JST 今日の為替市場ポイント:155円の防衛ラインが意識されると一段の下押し圧力がかかりやすい
7月31日のニューヨーク外為市場でドル・円は160円53銭まで上昇後、157円28銭まで下落し、157円68銭で引けた。原油価格の反発に加え連邦公開市場委員会(FOMC)で据え置きに反対票を投じた3名のメンバーが声明の中で、インフレの上方リスクを指摘し、高インフレ対処で利上げ必要と主張、さらに、米雇用コスト指数や7月シカゴ購買部協会景気指数、7月ミシガン大学消費者信頼感指数が予想を上回り金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。その後、関係筋の話として「米財務省は31日に円相場介入の可能性を銀行に通知」「NY連銀、米大手銀にレートチェック」と伝えられ日米協調介入などの可能性が警戒され、円買いが再度強まった。
本日8月3日の米ドル・円は上値の重い展開か。日米の通貨当局が円安阻止へ足並みをそろえる中、外国為替市場では週明け3日に3営業日連続となる円買い介入が実施されるかが最大の焦点となっており、市場参加者の間では1ドル=155円を巡る攻防が予想され、流動性が薄い早朝の時間帯を狙った「早朝介入」への警戒が強まっている。実際、8月1日のニューヨーク市場でも政府・日銀は改めてドル売り・円買いの為替介入に踏み切り、円相場は一時1ドル=157円台前半まで急伸したほか、米財務省もユーロ売り・円買いの介入で歩調を合わせたとみられる。介入警戒感が強い局面では戻り待ちのドル売りが出やすく、155円の防衛ラインが意識されると一段の下押し圧力がかかりやすい。週後半には8月7日(金)に発表される米7月雇用統計が最大の焦点となり、統計の強弱によって金利差を通じたドル買い戻しの動きも想定される。
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