*08:00JST 25日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は上昇、原油安を好感
■NY株式:米国株式市場は上昇、原油安を好感
米国株式市場は上昇。ダウ平均は160.24ドル高の53577.40ドル、ナスダックは171.11ポイント高の26151.30で取引を終了した。
トランプ政権によるイランの貿易相手国に対する新制裁措置の即時実行発表なく、さらに、仲介国が引き続きイラン紛争緊張緩和を目指しているとの報道で原油安を好感し、寄り付き後、上昇。消費者信頼感指数や新築住宅販売など指標が冴えず、相場は一時失速した。しかし、金利低下を受けた買いが支え、相場は終日堅調に推移し、終了。セクター別では半導体・同製造装置が上昇した一方、エネルギーが下落した。
航空会社のユナイテッド(UAL)は2027年に欧州、アジア圏10都市を新規就航、国際線ネットワークを過去最大規模に拡大する計画を発表し、収益増期待に買われた。同業のデルタ(DAL)やアメリカン(AAL)も燃料コスト高懸念の後退で、それぞれ上昇。クルーズ船運営のノルウエージャン・クルーズライン・ホールディングス(NCLH)もコスト削減期待に買われた。
半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)や塗料会社のシャーウィン・ウィリアムズ(SHW)はアナリストの投資判断引き上げでそれぞれ上昇。スポーツ用品小売りのディックス・スポーティング・グッズ(DKS)は第2四半期決算でフットロッカー部門が想定外の赤字を計上、通期の見通しを引下げ、大幅安。同業のナイキ(NKE)も売られた。
中小企業、会計士向けの業務・財務管理用ソフトウエア・メーカーのインテュィット(INTU)は、取引終了後に四半期決算を発表。通期の調整後1株当たり利益見通しが予想を下回り時間外取引で売られている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米8月消費者信頼感指数や7月新築住宅販売件数が予想を下回る
25日のニューヨーク外為市場でドル・円は159円31銭まで上昇後、159円09銭まで下落、159円14銭で引けた。
ベッセント米財務長官がイラン制裁策において一定の諸国を具体的に発表しなかったほか、米イラン戦争終了に向け、仲介国が引き続き合意に向け作業を続けていることなどを背景に原油価格が下落。加えて米8月消費者信頼感指数や7月新築住宅販売件数が予想を下回りドル売りが優勢となった。その後、コリンズ米ボストン連銀総裁のインフレ鈍化がなければ「速やかな引き締め適切」との発言で下げ止まった。
ユーロ・ドルは1.1660ドルから1.1680ドルまで上昇し、1.1676ドルで引けた。
ユーロ・円は185円66銭から185円93銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.3626ドルへ下落後、1.3655ドルまで上昇した。
ドル・スイスは0.8031フランまで上昇後、0.8008フランまで下落した。
■NY原油:続落、対イラン制裁後の利益確定売りと在庫増加で下値模索
8月25日のNY原油先物10月限は続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比-3.01ドル(-3.54%)の82.00ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは81.54-85.84ドル。前日発表の対イラン追加制裁が想定内と受け止められたことに加え、米週間原油在庫の大幅増加や需要見通しの下方修正が重なり、今月の急伸分を吐き出す形で利益確定売りが優勢となった。通常取引終了後の時間外取引では主に82ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 62.43ドル +0.10ドル(+0.16%)
モルガン・スタンレー(MS) 216.77ドル +2.69ドル(+1.25%)
ゴールドマン・サックス(GS)1058.88ドル +22.60ドル(+2.18%)
インテル(INTC) 87.48ドル +0.22ドル(+0.25%)
アップル(AAPL) 309.90ドル -0.44ドル(-0.14%)
アルファベット(GOOG) 343.34ドル -1.25ドル(-0.36%)
メタ(META) 570.05ドル +11.03ドル(+1.97%)
キャタピラー(CAT) 811.29ドル +0.27ドル(+0.03%)
アルコア(AA) 51.28ドル +1.89ドル(+3.82%)
ウォルマート(WMT) 105.38ドル -1.11ドル(-1.04%)
<YY>