*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~半導体やAI関連株への買い戻しに向かわせる可能性~
4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■半導体やAI関連株への買い戻しに向かわせる可能性
■不二電機、2Q営業利益 36.1%減 8600万円
■富士フイルムHD<4901>オプティクス、茨城にレンズ開発拠点、高精度品を強化
■半導体やAI関連株への買い戻しに向かわせる可能性
4日の日本株市場は、米国市場の流れから買いが先行するなかで、買い一巡後は底堅さを見極めながらの押し目狙いの相場展開になりそうだ。3日の米国市場はNYダウが624ドル高、ナスダックは366ポイント高だった。米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は講演で、「インフレ圧力の鈍化が確認されれば、政策金利の据え置きを支持する」と発言。これを受けて早期利上げ観測が後退したことが好感される形になり、景気敏感株や大型テック株が買われた。シカゴ日経225先物は大阪比330円高の64560円。円相場は1ドル=156円00銭台で推移。
日経平均株価は、シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行して始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時63710円まで下落幅を広げる場面もみられた。ただ、その後持ち直し、終盤にかけて64710円まで買われている。ボリンジャーバンドの-1σ水準まで戻してきたことで、同バンドでの底堅さを見極めながらの押し目待ち狙いの買いに向かわせそうである。
また、米国では前日に四半期決算を発表したブロードコムが下落したものの、他の半導体株への影響は限られていた。エヌビディアやマイクロンテクノロジーなどが買われていることで、足もとで不安定な値動きをみせているアドバンテスト<6857>やキオクシアHD<285A>、東京エレクトロン<8035>、ソフトバンクG<9984>などがリバウンドをみせてくるようだと、先物主導での上昇が意識されよう。
キオクシアHDは軟調ながらも5万円処での底堅さが目立つ。前日に開催された技術説明会にて、最新の半導体技術を公開。AIデータセンターの深刻な課題である「電力不足」に対応するため、従来のモデルと比較して消費電力を4割抑制することに成功したと伝えられており、同社の底堅さがみられるようだと、指数インパクトの大きい半導体やAI関連株への買い戻しに向かわせる可能性はありそうだ。
そのほか、NT倍率(日経平均株価÷TOPIX)は経過傾向を続けるなかで、前日には200日線水準まで下げている。7月下旬にかけての下げでは同線を支持線に反転をみせていたこともあり、NT倍率の上昇が意識されるようだと、日経平均型の買い戻しに向かわせそうである。
■不二電機、2Q営業利益 36.1%減 8600万円
不二電機<6654>が発表した2027年1月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比3.3%増の19億7200万円、営業利益は同36.1%減の8600万円だった。2027年1月期の業績は、売上高が前期比12.5%増の42億5000万円、営業利益は同11.2%増の2億7600万円を計画。今後の事業環境の先行きが不透明な状況を考慮し、前回公表の業績予想を据え置いている。
■前場の注目材料
強気材料
・NYダウは上昇(53686.11、+624.16)
・ナスダック総合指数は上昇(26584.06、+366.23)
・SOX指数は上昇(11352.13、+12.88)
・シカゴ日経225先物は上昇(64560、+330)
・米長期金利は低下
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・三井E&S<7003>シアトルに拠点、米で港湾クレーン組み立て
・富士フイルムHD<4901>オプティクス、茨城にレンズ開発拠点、高精度品を強化
・豊田通商<8015>インド駐在員3割増、日系車関連を支援
・ヤマトHD<9064>JALグループとの国内線貨物機を来年終了
・ニチリン<5184>公正取引委員会、下請法違反で勧告
・第一ライフG<8750>NZ社を596億円で買収、海外生保の販売網拡大
・三菱重工<7011>カナダ子会社の一部譲渡、ボンバルディアに
・日立<6501>インフラ支援AIで攻勢、共通ソリューション群追加
・UBE<4208>UBE三菱セメント・加藤秀樹氏、海外拠点開発でM&A
・ADEKA<4401>千葉で光酸発生剤2倍、半導体レジスト用、ライン増設、28年運転
・東洋紡<3101>東洋紡エムシー、ポリアミド樹脂、PFAS使わず、高摺動性を実現
・タカミヤ<2445>足場供給50拠点に拡大、連携先に保管委託
・武田薬品工業<4502>血液疾患薬、米で承認取得、赤血球の割合調節
・JAL<9201>成田に機体洗浄ロボ、工数4割削減
・インフロニアHD<5076>前田建設、ロングスパン型の半断面架設機、床版更新、施工範囲2倍
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 家計支出(7月) 予想-1.7% 前回-3.3%
<海外>
・特になし
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