*12:27JST 後場に注目すべき3つのポイント~下げ幅を消してプラス圏を回復
8日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は続伸、下げ幅を消してプラス圏を回復
・ドル・円は大幅安、円売りの巻き戻しで
・値上がり寄与トップはソフトバンクグループ <9984>、同2位がアドバンテスト <6857>
■日経平均は続伸、下げ幅を消してプラス圏を回復
日経平均は続伸。45.29円高の66445.13円(出来高概算9億3104万株)で前場の取引を終えている。
前日7日の米国市場はレーバーデーの祝日で休場。欧州主要市場は、英FTSETM100が0.08%安、独DAXが0.15%安、仏CAC40が0.33%高。
8日の日経平均は556.15円安の65843.69円と反落して取引を開始した。米国市場が休場で手掛かり材料に乏しいなか、前日に大幅高となった反動で利益確定売りが先行した。ただ、売り一巡後は下げ渋り、指数は下げ幅を縮小。原油価格の上昇を背景に石油関連が買われたほか、情報・通信にも資金が向かい、前場中盤にはプラス圏を回復した。前引けにかけては66400円台で前日終値近辺のもみ合いとなった。
個別では、ソフトバンクG<9984>、アドバンテ<6857>、ファーストリテ<9983>、キオクシアHD<285A>、フジクラ<5803>、ニトリHD<9843>、KDDI<9433>、スクリン<7735>、コナミG<9766>、任天堂<7974>、住友鉱<5713>、ネクソン<3659>、出光興産<5019>、住友不<8830>、大成建<1801>などの銘柄が上昇。
一方、TDK<6762>、イビデン<4062>、村田製<6981>、リクルートHD<6098>、日東電<6988>、京セラ<6971>、太陽誘電<6976>、トヨタ<7203>、ソニーG<6758>、ホンダ<7267>、ファナック<6954>、テルモ<4543>、東エレク<8035>、ヤマハ発<7272>、ディスコ<6146>などの銘柄が下落。
業種別では、情報・通信業、石油・石炭製品、証券・商品先物取引業などが上昇した一方で、輸送用機器、ゴム製品、精密機器などが下落した。
後場の日経平均株価は、前引け水準を挟んだもみ合いが見込まれる。前場は寄り付き時点の556.15円安からプラス圏に転じており、下値の堅さが意識されよう。前日は米国市場がレーバーデーで休場となり手掛かり材料に乏しく、東京市場では原油高を受けた石油関連や情報・通信への物色が指数を支えた。一方、外国為替市場で円相場が一時1ドル=152円台まで急伸したことで、自動車や電子部品など輸出関連株には売りが続いている。今晩再開する米国市場の動向を見極めたいとして、積極的な売買は手控えられやすいとの見方がある。
■ドル・円は大幅安、円売りの巻き戻しで
8日午前の東京市場でドル・円は大幅安となり、154円37銭から152円88銭まで下値を切り下げた。これまでの円売りポジションを解消する動きが強まり、主要通貨は円買いに圧迫された。ドル・円は前日の取引で支持線とみられた155円を割り込み、下値を模索する。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は152円88銭から154円37銭、ユ-ロ・円は177円86銭から179円44銭、ユ-ロ・ドルは1.1623ドルから1.1634ドル。
■後場のチェック銘柄
・ヴィッツ<4440>、iFreeETF 米ドル・べア(1倍)<517A>など、5銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはソフトバンクグループ <9984>、同2位がアドバンテスト <6857>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・毎月勤労統計-現金給与総額(7月):前年比+4.7%、予想+3.8%、前回+4.0%
・日・DP(4-6月)改定値:前期比年率+1.4%、予想+1.8%、速報値+1.1%
・日・GDPデフレーター(4-6月):前年比+2.6%、予想+2.6%、速報値+2.6%
・日・国際収支(経常収支)(7月):+2兆9889億円、予想+2兆8490億円、前回-923億円
【要人発言】
・上野厚労相
「GPIF、現在の運用環境は想定から大きく乖離せず」
「GPIF資産構成、専門的見地から毎年度適宜適切に検証」
「GPIF資産構成比率、必要があれば見直しを検討」
「GPIFの基本ポートフォリオの検証状況を注視」
・片山財務相
「為替、具体的な水準への言及は差し控える」
「対応方針は日米協調介入時から一切変わらず」
「秩序ある為替相場の維持に取り組む」
「米財務省と緊密なコミュニケーションを維持」
<国内>
特になし
<海外>
・中・貿易収支(8月) 予想1233.0億ドル 前回1123.4億ドル
<CS>