*07:31JST NYの視点:【今週の注目イベント】FOMCや英中銀は据え置き、日銀は利上げ予想、米小売、日英CPIなど
今週は日米英の金融政策に注目が集まる。連邦公開市場委員会(FOMC)はエコノミスト平均予想で政策金利の金利誘導目標を3.50%-3.75%で据え置く見通し。しかし、最新8月の生産者物価指数(PPI)や消費者物価指数(CPI)が米イラン紛争長期化による原油高で、インフレ加速を示したため短期金融市場は9月会合での利上げを90%近く織り込んだ。万が一、利上げに踏み切った場合は、ドル買いが優勢になると見る。トランプ米大統領は利下げを要請してきたが、大統領の支持を受けているウォーシュFRB議長が果たして利上げに踏み切るかどうかに焦点が集まる。さらに、参加者の経済、物価、金利見通しに注目。また、米国では、小売売上高に注目される。
英中銀は金融政策決定会合で政策金利を3.75%で据え置く事が予想されている。金融市場では、FOMCと同様、英中銀も年内2回の利上げが織り込まれている。タカ派据え置きとなると、ポンド買いを支援すると見る。
日銀は金融政策決定会合で、政策金利を25ベーシスポイント(bps)引き上げ1.25%に設定する事がほぼ確実視されている。ベッセント米財務長官などの圧力を受け、植田総裁の会見では、利上げペース加速の可能性などを判断する。もし、利上げペース加速が示唆された場合、円買いが強まると見られる。
●米国
15日:NY連銀製造業、ベッセント米財務長官が下院金融サービス委員会で証言
16日:FOMC(15日から)、小売売上高、企業在庫、対米証券投資
17日:住宅着工件数、新規失業保険申請件数
18日:CPI、政策金利決定、鉱工業生産
●ユーロ圏
15日:独ZEW世論調査
16日:ユーロ圏鉱工業生産
17日:ユーロ圏CPI、レーンECBチーフエコノミストが講演
18日:欧州中央銀行(ECB)CPI予想
●英
15日:失業率
16日:CPI
17日:英中銀金融政策決定会合
●カナダ
14日:CPI
15日:中古住宅販売件数
16日:住宅着工件数、中央銀行議事録
●日本
14日:鉱工業生産
16日:コア機械受注、貿易収支
18日:CPI、日銀金融政策金利
●中国
15日:小売売上高、鉱工業生産
<CS>