*12:28JST 日経平均は大幅続伸、半導体関連主導で上げ幅を拡大
日経平均は大幅続伸。804.15円高の66318.14円(出来高概算8億9976万株)で前場の取引を終えている。
前日24日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は161.61ドル安の51349.98ドル、ナスダックは3.34ポイント高の26939.38で取引を終了した。原油高の長期化懸念に、寄り付き後、下落。インフレ加速や追加利上げを織り込む金利の上昇を警戒した売りに続落した。トランプ政権とイランがホルムズ海峡再開を含む段階的な合意を模索していると報じられると、警戒感が緩和し、相場は下げ幅を縮小。ナスダック総合指数はプラス圏をかろうじて回復し、主要指数は高安まちまちで終了した。
米株式市場の動向を横目に、25日の日経平均は125.63円高の65639.62円と続伸して取引を開始した。米ナスダックの底堅さを受け、寄り付きは買いが先行した。ホルムズ海峡再開を含む段階的合意の模索が伝わり原油高への警戒が和らいだことも支えとなり、買いは半導体関連を中心に広がった。指数は時間の経過とともに上げ幅を拡大し、前引けにかけては66300円台まで水準を切り上げた。
個別では、東エレク<8035>、アドバンテ<6857>、イビデン<4062>、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、キオクシアHD<285A>、京セラ<6971>、TDK<
6762>、村田製<6981>、レーザーテク<6920>、フジクラ<5803>、スクリン<7735>、太陽誘電<6976>、コマツ<6301>、ソニーG<6758>などの銘柄が上昇。
一方、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、清水建<1803>、中外薬<4519>、ソシオネクスト<6526>、荏原<6361>、日産化<4021>、大成建<1801>、ネクソン<3659>、信越化<4063>、資生堂<4911>、鹿島<1812>、KDDI<9433>、大林組<1802>、TOPPAN<7911>などの銘柄が下落。
業種別では、銀行業、証券・商品先物取引業、電気機器などが上昇した一方で、情報・通信業、建設業、水産・農林業が下落した。
後場の日経平均株価は、高値圏でのもみ合いが見込まれる。3月期決算企業の中間配当の権利付き最終売買日を28日に控えて権利取り狙いの動きが相場の支えとなっている。前場は寄り付き時点の125.63円高から上げ幅を大きく広げており、下値の堅さが意識されよう。日経平均は66000円台の75日移動平均線に近づいて推移しており、同水準を上抜けられるかが焦点となる。米国ではインフレ加速や追加利上げを織り込む金利上昇が警戒される一方、ホルムズ海峡再開を含む段階的合意の模索が伝わり、原油高への警戒は和らいでいる。中東情勢と金利の動向が引き続き相場の方向感を左右しよう。
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