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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】米国株式市場見通し:PCEデフレーターやマイクロン決算などが注目点に

*14:29JST 米国株式市場見通し:PCEデフレーターやマイクロン決算などが注目点に
来週は、連邦準備制度理事会(FRB)が最重視するPCEデフレーターの発表、マイクロンの決算発表などが注目イベントとなりそうだ。8月のコアPCEデフレーターは、前月比で7月実績からやや加速予想となっているもようであり、想定通りならば年内追加利上げの可能性がより高まることになろう。FOMC後にあく抜け感から上昇しているハイテク株の上値を抑制させる状況となっていこう。また、30日に予定されているマイクロンの決算では、高水準の粗利益率見通しなどが示されるかなどが焦点となり、決算内容、直後の株価動向から、他のメモリーメーカーに幅広く影響を与えそうだ。ほか、週末には雇用統計も発表される。先月は雇用者数が市場予想を大きく上回っており、今月も過度な上振れが続くならば、インフレ高進への警戒要因となろう。

米10年債利回りは、25日に一時5.23%と2007年6月以来の高水準となっている。足下では、長期金利上昇にもかかわらず株式市場は底堅い動きを続けており、やや楽観的な状況とも捉えられるところ。ただ、長期金利は中東情勢の改善次第で大きく変化する可能性が高く、イランの段階的な停戦案による交渉の進展を先取りする動きが強まる余地も十分にあろう。また、足下で強まってきたAI開発の減速懸念なども、米中首脳会談の内容などからみて、今後和らぐ方向となりそうだ。そもそも、米国株にとっては鬼門とされる9月相場を通過していくことで、目先は押し目買いの動きが入りやすくなると考えられる。AI関連銘柄などには、7-9月期の好決算期待などもあらためて高まりそうなタイミングとなる。インフレや長期金利の高止まりが折に触れて警戒視される可能性もあるが、当面の株式市場は堅調な方向性を辿っていく見通し。

経済指標は、29日に7月住宅価格指数、7月S&Pケースシラー住宅価格指数、8月JOLTS求人件数、9月コンファレンスボード消費者信頼感指数、30日に4-6月期GDP(確定値)、8月個人所得・個人支出・デフレーター、9月ADP雇用統計、9月シカゴ購買部協会景況指数、10月1日に9月ISM製造業景気指数、9月自動車販売台数、新規失業保険申請件数、2日に8月製造業受注、9月雇用統計などが発表される。

主な決算発表は、28日にジェフリーズ・フィナンシャル、29日にカーニバル、30日にマイクロンテクノロジー、10月1日にアクセンチュア、ナイキなどが予定されている。

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